かなり興味を示す内容で楽しめます。 素晴らしい歴史教科書にもなり得るでしょう。 しかし他の寺院、西洋文化、東照宮そのものから話が反れる箇所も沢山あって、そちらも勉強になって面白い。 これを読むと建造物そのもののをじっくり見直さずにはいられなくなります。 単なる観光で終わるのは非常にもったいない。 やっぱり星5かな!
「特急スペーシアけごん」を中心とした、東武鉄道全3巻の 1巻目です。全国的によく知られた存在ではあるものの、一私鉄の特急では……と思われる方も、なかにはいらっしゃるかもしれませんが、高運転台から眺める、ブルーレイならではの迫力ある高画質の展望は、ふだんこの路線を利用する方にも、そうでない方にもお勧めできます。
東武創成期の苦労が偲ばれる北千住までの区間、私鉄最長の複々線が続く北越谷までの区間、北関東の雄大な田園地帯を高速で疾走する下今市までの区間、そしてぐんぐん山を登っていく東武日光までと、景色も変化に富んでいて、飽きることはありません。東武車はもちろん、東急、東京メトロの車両も入り乱れて多彩。新宿直通の 485系ともすれ違います。天候は快晴、撮影も 5月末とあって、まぶしい新緑とのコントラストも抜群です。
もちろん、亀戸線、大師線、宇都宮線、鬼怒川線もオマケなどではなく、回送列車からの展望を楽しめたりと、見所にあふれています。(これはビコムのブルーレイ展望シリーズのほかの作品と共通ですが) 圧縮はやや強めです。しかし静止画に近いような BGVとは違って、景色が流れていく展望ビデオでは問題ないでしょう。どの路線も窓に気になるような汚れはなく綺麗です。
なお、以下、ビコムのホームページでもスペックの詳細がはっきり書かれていないので、パッケージ裏面の情報を。ご購入前のご参考にどうぞ。
【撮影データ】
●特急スペーシア けごん【浅草〜東武日光】
[乗車日] 2008年 5月 23日 [天気] 晴
[乗車列車] 100系特急スペーシアけごん 7号 1007レ
[乗車区間] 浅草〜東武日光 (伊勢崎線・日光線)
[編成] 109-6 + 109-5 + 109-4 + 109-3 + 109-2 + 109-1
●亀戸線 [乗車日] 2008年 5月 22日 [天気] 晴
[乗車列車] 8000系回送列車 A6040レ [乗車区間] 亀戸〜曳舟
[編成] 8668 + 8568
●大師線 [乗車日] 2008年 5月 21日 [天気] 晴
[乗車列車] 8000系普通列車 1511Dレ [乗車区間] 西新井〜大師前
[編成] 8677 + 8577
●宇都宮線 [乗車日] 2008年 8月 4日 [天気] 曇
[乗車列車] 350系回送列車 6481レ [乗車区間] 新栃木〜東武宇都宮
[編成] 353-4 + 353-3 + 353-2 + 353-1
●鬼怒川線 [乗車日] 2008年 8月 4日 [天気] 曇
[乗車列車] 6050系快速列車 139レ [乗車区間] 下今市〜新藤原
[編成] 62103 + 61103 + 6252 + 6152
【スペック】
本編203分 | STEREO | COLOR | リニアPCM | 片面2層
All Region | 16:9 | MPEG4/AVC | 1920×1080 High Definition
怒りっぽい私は、いろいろな失敗を経験し、そのたびに自己嫌悪に陥ってきたので、『怒らないこと――役立つ初期仏教法話1』(アルボムッレ・スマナサーラ著、サンガ新書)を繙いてみた。
怒らない方がよいと分かっているのに、私たちはなぜ怒るのか。人間というのは、いつでも自分は正しい、相手が間違っている、と思うから怒るのだ。また、自分のやることがうまくいかないときに、自分に対し怒るというケースもある。そして、怒り癖が身についてしまうと、なかなか直すことができなくなるというのだ。
著者は、怒りは私たちにさまざまな悪影響を与えていると言う。怒りが生まれると、喜びが失われ、長く不幸を感じることになる。すなわち、怒りが幸福を壊すのだ。その上、怒りはその人間を不幸にするだけでなく、周りの人々に大きな迷惑をかけ、他人の幸福まで奪ってしまう。
では、どうすればよいのか。自分は完全な人間ではないし、他人にも決して完全を求めないと考えるようにすれば、怒りは出現しない。そして、怒りを抑える、怒りを我慢するというのは大間違いで、そんなことでは怒りは消えない。怒りが生まれたら、「あっ、怒りだ。これは怒りの感情だ」と直ちに自分を観察することを、著者は勧めている。そうすると、怒りはその瞬間に消えてしまい、非常に気持ちよくなり、幸福を感じることができる。怒ったその瞬間に自分の怒りに気づくことを繰り返していると、自分に自信がついてきて、「あっ、怒りが消えちゃった。我ながら自己コントロールがうまいぞ」と自分を褒めることができるようになるというのである。
世界遺産の中でも、屋久島や日光など身近な世界遺産を4ヶ所案内してくれる。私のような旅行好き、世界遺産好きには、入門編としてもうってつけの1本でした。価格から見ても相当安い!!それなのに内容は音楽もナレーションもとても好く丁寧に仕上げられています。身近であってもすばらしい世界遺産が日本にもあるんだと納得させてくれるタイトルでした。このシリーズは世界編も含めて3つのタイトルがシリーズででているようですので、そちらも、ぜひ見てみたいと思っています。
いまや「観光地」と化してしまった日光東照宮。ここを訪れるほとんどのひとは東照宮に秘められた秘密やメッセージを知らないまま、「観光地」としてこの地を去ってしまうことになる。しかし、それだけではただの成金趣味の神社という風にしか記憶に残らないのではないだろうか? それでは勿体無い。 この本を読んで東照宮を訪れればその高尚さにどっぷり浸かることができよう。 なにが書かれてるかって? それはこの本を開いてからのお楽しみ。 すぐに東照宮の謎の世界に引き込まれるはずだから。
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