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山本五十六 (下) (新潮文庫 (あ-3-4))

海軍に所属し、軍縮会議にも参加、海外での評価も高い人物で論理的な部分も大きく先見性も高いが、とことん嫌った相手を許さずに、女性関係にも甘い男であるというイメージを本書を読んで持ちました

何とか三国同盟を阻止し、講和を早めにしたかった、というのは理解できますけれど、それが突然言葉は悪いんですが「どうしても開戦するというなら、開戦と同時にやるだけやりますよ、ただし、1年後はわかりませんけれどね・・・」という、およそ先の予測があまりない言葉にびっくりでした。先見性を持つ男の、責任ある立場がそこまで追い込まれていた、と見るべきか?はたまたどちらかと言えば自暴自棄になっての発言なのか?その点が著者の阿川さんも想像に頼っていて、阿川さんの推察では、今まで散々慎重過ぎる、あるいは弱腰の、親米派的な立場を取っていたところへ、いわゆる右翼的な立場の人々からの讒言に反発して「やってやろうじゃないか」と考えたのではないか?と考えているようです。私はこの本を読んだ限りに於いては、その阿川さんの説にもうひとつ納得出来ませんでした。かなり論理的思考の持ち主であり、いわゆる国家の行く末を考えていたであろう山本がそんなに簡単に考えを180度変換するとは考え難いと感じました。もちろん緒戦に叩けるだけ叩いて講和、という考えを持ったのかもしれませんが、米国民や英国民の考え方や、その指導者の徹底性を知っている山本からすると、個人的には信じがたい部分を感じます。

また、素晴らしい名将、という評価が定まっているような書き方をされているわけですが、実際のところはどうなんでしょうか?なかなか評価の定まらない感じを受けました。企画立案と先見性を持っていますが、同時に非常に感情的決め付けも多く見られるように感じました。そして真珠湾攻撃の戦果の大きさと、ミッドウェー海戦の負け方とは同じようなモノを感じます、つまり運は良かったのではないか?と。たまたま運良く進めば大戦果ですが、躓く時は非常に危険である、という事です。最も、ミッドウェー海戦の被害は撤退することによって、これでも小さく抑えられた、とも言えるように感じます。

もうひとつは、何故戦死する際の視察にあれだけの拘りをみせたのか?という事です。そんなに重要な感じもしないのですが、視察はやはり重要な任務なのでしょうか?また早期決戦の後の講和を有利に、というのは分からないでもないのですが、それを実行できる政治的勢力との承諾なり契約について全く行動を起こしていないところも気になりました。そして真珠湾攻撃時に自身は艦隊に同行していなかったのは何故なんでしょうかね?現場に近い方がより的確な指示を出せたような気がします。また、航空勢力の充実をこれだけ訴えつつも、艦隊戦による早期決着を考える、ということに矛盾があるようにも感じますが、当時の中ではコレが精一杯の抵抗だったのかも、とも思います。

海軍大将山本 五十六の人物像が気になる方にオススメ致します。



きかんしゃやえもん (岩波の子どもの本)

~NHKの人形劇の再放送を見てなんだか号泣。子供の頃読んだやえもんですが、大人になった今の方が強く心揺さぶられました。
ハッピーなラストを迎えるとはいえ、やえもんがしくしく泣くところなど見てて胸が痛くて。何日間もやえもんの事考えてしまいました。
童話なのに、ある意味容赦がないというか、ストーリー全体がシビアだなあと思いました。世間の悪意~~(古いやえもんがからかわれるところとか)や現実の悲しみみたいなのが、この単純な話の中に凝縮されているのです。なおかつそれを温かに包んで胸にしみるお話となっています。
子供にも大人にも読んでいただきたい名作です。~



雲の墓標 (新潮文庫)

 爆撃機のパイロットとして、戦争とは別に、我々が旅客機で見ているような雲とは別に、様々な雲を見ただろう。

 私は飛行機に乗ると、可能な限り、窓側に行って、雲の動きを見ている。

 積乱雲もあれば、霞のような雲もある。夕日や朝日で刻々と色を変える雲を見ているのは、自然の営みの象徴のように思える。

 これから爆弾を投下しようとか、味方の援護をしようとした日本人パイロットは、灼熱の赤道付近で様々な雲を見ていたのであろう。

 そういう中で、これから「殺人」をするなどということは考えなかったのではなかろうか。むしろ、「あの雲が最後に見る雲なのかもしれない」という不安感の中でコックピットにいたのではなかろうか?

 そういう航空兵の心情を余すところなく描いた名作であろう。



米内光政 (新潮文庫)

  山本五十六、井上成美と並ぶ阿川氏の提督三部作の一つ。国を挙げての熱狂の中、命を懸けて三国同盟に反対し、日本を終戦に導いた沈黙の提督米内光政。私観を一切廃し、米内の半生が史実を元に淡々と描かれており、数々のエピソードを通じて、その苦悩、その人柄を窺い知ることができる。狂騒の時代に、軍政家としてでなく人としてよくぞ冷静なる判断を下してくれた、と読後に一服の清涼感さえ覚える一書である。



お早く御乗車ねがいます (2011-09-22T00:00:00.000)

昭和30年前後の鉄道話。
「いい年した大人が鉄道好きとは」と少々照れながら
「旅」などに書いた鉄道記。
50代以上の鉄道ファンが就寝前に読むには最適。



軽井沢高原文庫 ライブラリーカフェ 一房の葡萄旧有島武郎邸


三笠地区にあった有島武郎の別荘に移築です。5月6日、佐久市に買い物に行き、帰路軽井沢に立ち寄りました。塩沢湖の観光施設を見たことがなかったので、行ってみると、そこには有島武郎先生の別荘移築があり、ライブカフェ「一房の葡萄」が1階、展示室が2階となっていました。感動!大感動!河出書房の文学アルバム「堀辰雄」と「志賀直哉」を食い入るように読みました。「ひとふさのぶだう」はわたしも日本近代文学館の復刻版を持っていますが、有島武郎邸の中で触れる文学はとても心にしみこみました。堀辰雄先生の奥様と熱海温泉龍宮閣さんの大女将さんが親戚で、令夫人は熱海の夏の花火に度々お越しになっています。 阿川弘之先生より昨年秋に御葉書をたまわり、また御著作に御署名をいただいた者として、志賀直哉先生の足跡をそこでだどれることは夢のようです。スコーンを食しただけでしたが、今度、嫁さんと一緒に訪れたいと思います。嫁さんは、わたくしが阿川弘之文学の世界に没頭する中、きっと阿川佐和子さんの食べ物のエッセイを耽溺すると思います。 あつい夏は、是非、すずしく自然豊かな高原へ!
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