蛇にピアス [DVD]
文芸春秋に綿矢りささんとともに掲載されていたのを読んで原作を知っていましたがこの作品を映像化するのはいろんな意味で難しいと思っていました。
19歳の女性ルイが、顔中にピアス・背中に龍の刺青があるアマという青年と付き合いだしてから、自分もアマの紹介で出会った彫り師・シバに刺青を彫ってもらうようになる。ルイはアマと同居する一方で、シバとも関係を持ち奇妙な三角関係が始まる、といった感じでストーリーが進んでいきます。 それと同時に、二人の男が女を奪い合って片方が死ぬ、そして片方がプロポーズしてくるという内容です。かなりアングラ要素が強く一般向けに公開されたとは思えないほどです。
ストーリーを楽しむというより、この不思議な人たちの奇妙な生き方を楽しむ映画なのかもしれない。主演の吉高由里子の大胆な演技は見所だが、人によっては不快感を覚えるかもしれないと思います。はっきりいってまともな大人(とくに女性)にはあまりすすめられない映画です。
吉高由里子が有名になる前に出ていたというのがまだせめてもの見どころかも知れません。そういえば最近はかつての宮沢りえや菅野美穂みたいに若いのに急にヘア・ヌードに
なるといったタレントはなかなかありませんよね。この映画は吉高由里子のヘア・ヌードは
ないのですがかなり大胆な濡れ場を演じています。やってる事はAV女優と大して変わらない汚れ役で、洋画で例えるならアンジェリーナ・ジョリーの濡れ場が凄すぎるポワゾンみたいな吉高由里子の濡れ場のシーンのほうが印象が強い映画です。こんなのが芥川賞受賞作品だなんて信じられない内容で完全に有害図書指定といわれても仕方ないですが…
舌ピアス(リアルだけど実際はCG)、刺青、二股、SEX、殺人、SM、などタブーとされる内容を詰め込んでアングラの世界を描こうとしているがいかにも女作家らしい悲劇のヒロイン願望もラストにはしっかり織り交ぜられていました
ルイは後半ほとんど泣いてばかりで、精神的な幼さ、恋人への依存、解決能力が無い、など全体的に登場人物の言動が幼稚で精神年齢が低く見えました。
あとあびる優も友達役で出てきますが振る舞いが妙にリアルでした。最近の若手だったら
吉高由里子か土屋アンナくらいしかできないアングラな映画だろうなとは思います。
吉高の甘ったるい気の抜けた喋り方はまたバラエティなどで垣間見れる彼女とは違う感じです。個人的にはSMシーンがきつかったかな 暴力シーンは全体的に男性陣が力み過ぎ。
吉高由里子の濡れ場は凄いですが私はあまりお薦めしたい映画とは思えなかったです。
ジグソーパズル
ソニンとは何者なのかも知らないのですが、テレビで歌っているのを聴いて、欲しくなり買いました。
彼女、上手いですね。このカバー曲も、すっかり違う雰囲気の歌に仕上がっています。
女性の声で韓国語で歌われると、せつなさが胸にしみます。
他の歌も訊いてみたくなりました。
天国の樹 DVD-BOX
「天国の階段」で幼少期を演じたイワン&シンヒェ、コンビの天国シリーズ最終作。韓ドラらしく第1話からすごいドラマ展開で始まります。
物語自体が10話と短いせいもあり、ドラマ展開は無理無理ですし、つっこみ箇所満載です。全編通じて、シンヒェが泣きっぱなしで、はっきり言って、あまり綺麗な映像とは言えません。それに比べて、イワン君はカッコいいです!最初の2話は台詞ないです(^。^;;でも、カッコいいです。彼の泣くシーンも多いです。でも綺麗で切ないです。笑うシーンがぎこちないのと、(*^^)^*) ☆Chu!!シーンはまだまだこれからですね。ドラマの内容自体は、親の再婚で兄妹になった二人が愛し合い、兄妹という関係から苦悩、またイワン君が危険に身をさらす立場のため、身を引こうとします。イワン君の立場になって観て下さい。とても彼の切ない気持ちが伝わってきます。ラストはタイトルの「天国の樹」の意味がわかればその通りです。納得いくラストだったか、そうでなかったかは、ご覧になった皆さんの受け止め方次第ですね。
天山の巫女ソニン 1 黄金の燕
今まで濃いファンタジーを読んできたので頭が難しくなっていましたが、天山の巫女ソニンは程好く分かりやすくて読みやすかったです。
下手なファンタジーだと悪役は諸悪な根元として描かれて主人公が悪を倒して英雄になるという安いパターンになってしまいがちですが悪役は嫌な奴のままで片付けず、相応の事情があって心が濁ってしまったというのがあって良かったです。
小学校高学年向けの本なので大人には物足りないかもですが、一息つきたいときに読むにはおすすめです。
ほんとはね。 (DVD付)
この曲を耳にしたとき、「あれっ どこかできいたことあるなぁ」
と思いました。 以来ずぅっと気になっていましたが、PV視聴を
して思い出しました。
小児病棟で闘病生活をしていた「あの方」が大切な御友人達の為に
作った曲だったんですね。
ソニンさんの声は御本人の歌声にとてもよく似ていて、この曲の
背景を知っている者にとっては泣けてきます。
星になった御友人達も喜んで聞いていることでしょうね(^^)/