源平討魔伝 【PCエンジン】
その昔、「大竹まことのPCランド」というPCエンジンのゲームに特化した番組がありました。
その番組の合間にながれるCMでこのゲームのCMがあったのですが、画面に大きく立ちはだかる
弁慶に惚れて、このゲームを一瞬のうちに好きになっていたのをよく覚えています。
このゲーム欲しさにPCエンジンがほしかったのですが、本体が高すぎて買えずあきらめていた自分がいました。
ところが伊達時代村に行った時、なんとこのゲームの筐体があり、そこで初めてプレイできたのは涙ながらに嬉しかったですね。ろうそくが体力ゲージを表しているのはかなり斬新でした。不気味にわらうお婆さんが死にそうになると警告することも新鮮でした。しかしその時はこのゲームのあまりの難しさとお金が少ないことが原因で、憧れだった弁慶に会えなかったのが非常に悔しかったのをよく覚えています。数年後、念願のPCエンジン本体は手に入りましたが、結局その時はこのゲームがどこも売ってなくて手に入らなかったのです。
しかしPSの時代になると、ナムコミュージアム4が発売ではありませんか。このゲームがまた遊べるのです。しかしそれでもPCエンジン版がほしかったので、そのうちようやく手に入ることができました。出来は原作と比較しても全く謙遜がないほどよく再現されております。
GAME SOUND LEGENDS SERIES「ナムコ・ゲーム・ミュージック VOL.2」
AC版の妖怪道中記、スカイキッド、ワンダーモモなどが収録されていました。
個人的に妖怪道中記のメインテーマが好きで聴きたかったので購入。
PCエンジン版の音が好みなのですがオリジナルのパンチの効いた
FM音源?バージョンもなかなか気にいりました。ゲーセン向けの強めの音設定です。
しかし実機をプレイした子供の頃、周りの爆音のせいであまり音楽が聴こえなかった記憶があります(笑)
ノスタルジックなテクノ・エレクトロミュージックを赴きを感じさせてくれる黎明期のゲームミュージック。教授の千のナイフを連想させる雰囲気を感じます。
できれば、PCエンジン音源も聴いてみたいというのが本音です。
ナムコ・クロス・カプコン オリジナル・サウンドトラック
とにかくこのゲームは登場するキャラクターが多く、知っているキャラクターなどにより世代層も広いはず。このサントラはある意味NAMCOとCAPCOMのBGM集大成ではないでしょうか?(大げさか?)
懐ゲームBGMのアレンジも良く、懐かしさの中に新しさを感じます。
価格もお手ごろ。
これは買いです。
GAME SOUND LEGENDS SERIESシリーズ「ナムコ・ゲーム・ミュージック VOL.1」
ファミコンやアーケードの透き通った響きには、不思議な魅力がこもっていると思う。オーケストラに比べて音の厚みが乏しくても、ピコピコ音じゃなきゃ得られない高揚感がちゃんとあるのだから。『イシターの復活』の華やいだファンタジー、『源平~』のチャカチャカしたアップテンポなサウンドetc..。時折、窓を開け放し、そこから見える景観でも眺めながら聴いていると、胸の内に不思議なしみじみした味わいが浮かんで来る。そんな風にして、ずっと聴き続けたい。