バロン―猫の男爵 (Animage comics special)
基本的に映画とほぼ同じです。したがって読んでから映画を観てしまうと、おそらく空白に終わるでしょう。新鮮味が感じられないからです。でも漫画自体はとても明るくファンタジーなので好きです。
バロン [DVD]
失敗作というレッテルを貼られている本作、確かに観終わっても「?」マークが頭上に出るようなストーリー。
頭だけの王様が出てきたり、ビーナスが出てきたり、荒唐無稽なおとぎ話をツギハギして無理矢理つなげたような展開。呆れるくらいハイテンションな構成ですが、もちろんそこがギリアム監督らしさでもあります。
有名な「嘘つき男爵」が題材ですが、どこからどこまで本当のストーリーなのかがよくわかりません。
ストーリーには完全に置いてけぼりですが、各場面での描写は非常に精巧で、シュールでキレイな画面に纏まっています。ビーナス(ユマ・サーマン)は当時から超絶に美しく、主人公?の少女(サラ・ポリー)は実にかわいらしい。男爵(ジョン・ネビル)もハマリ役。
視覚的には十分に楽しめます。
内容は何度観ても不可解ですが、そのせいか何度も観てしまう。
ギリアム監督の持ち味は十分以上に堪能できるはず。
ヒアズ・トゥ・ユー・チャーリー・ブラウン&スヌーピー~50グレイト・イヤーズ!
ピーナッツ/チャーリーブラウンの楽曲を演奏したCDは何枚か世にありますが、これが最もシュルツ漫画の雰囲気を捉えていると思う。ノリ、音色、すべてがぴったりです。チャーリーブラウンシリーズのファンがこれを聞いてJazzを好きになれば最高!
1曲目、とにかく気分が軽やかになり、月曜の朝も気持ちよく出社出来る!必聴アルバムです。