グロテスク・ジャパン
もともと全日空の機内誌『翼の王国』に連載されたもの。
海外で見つけた「変な日本」の話を書き綴っている。京都の市バスが再利用されてベトナムで走っていたり、ブラジルに招き猫があったり、パリで「ミカド」という名のお菓子が売られていたり。
向こうで勝手なイメージのまま製造されているのもあるし、日本企業が販売しているものもある。どちらにしろ、どこか歪んでいたり、変なことになっているものばかりだ。
それをひとつずつ取り上げ、紹介していくというのが本書。けっこう笑えるし、どこか外国に旅するときには気を付けて探してみようかという気にもなる。
しかし、調査が甘いのと、文章が軽すぎるので、ちょっとマイナス。
スター・ウォーズ クローン大戦 VOLUME ONE [DVD]
日本のアニメの絵に慣れた目には、正直スチールには引いてしまいました。でもこの絵が動くと…すごい、です。特に前半のドロイド兵とクローン兵の戦闘など、とにかく動きとスピード感がすごい!あのあり得ないほど悲惨なデフォルメを施された登場人物たちが、なぜかものすごくかっこいいんですよ。実写版とも違和感が無く、EP2〜3の橋渡しも見事にこなしていますしね。
ジーク〈2〉ゴルドニア戦記 (偕成社ワンダーランド)
山に帰ってきたジークはしばらく平和に暮らしてたけど、戦争に行くことになって…、という感じで物語は始まります。前作もそうだったのですが、山暮らしでなにも知らなかったジークがいろんなことを知って成長していくのがみどころだと思います。ゾウを見てびびったり。笑。キャラクターではイヤミ満載のルグレーンがイイ感じ。でも、前作から年月が経ちすぎたせいか、挿し絵が大分変わってます。描いてる人は同じみたいなのですが。そこがちょっと気になりました。
三丁目が戦争です
この本は1971年に生まれ多伝説の絵本の復刻だと言う。たしかに71年的な牧歌的イラストレーションは、現在的ではないだろうが、真実読み進めて行くと、不条理な戦争へ突き進む人間の心理を突いたものになっていく。これは映画版「サウスパーク」の先を行った試みであったことに気づくことだろう。時をこえて、戦争と言う身近になった先端的なテーマを考える助けになることは間違いがない。カウ゛ァーも格好がいいし、永井豪の素敵な絵柄もあり、静かな恐怖を物語る作品です。
悲しみの街 (紙ジャケット仕様)
ここから大塚まさじ、永井洋、西岡恭蔵らはディランIIへ、
佐藤博、林敏明、石田長生の3人ははっぴいえんどの鈴木茂と組んで、
ハックルバックへと発展したわけです。
貴重な1枚。