機動戦士ガンダムSEED DESTINY COMPLETE BEST’
前回の限定版にはちゃんとレコード会社の壁を越えてSee-Sawの『あんなに一緒だったのに』も収録されてました。
しかし、今回は現時点で有坂美香さんの『Life Goes On』とSee-Sawの『君は僕に似ている』が収録される雰囲気がありません。
OpやED映像よりも、スタッフの語りなどよりも、リミックスバージョンなどよりも、
主題歌、挿入歌、キャラクターソングを完璧COMPLETEに収録してほしい。
この条件を満たすか否かで、このコンピレーションの良し悪しが決まる。
空を見上げる少女の瞳に映る世界 1巻 [DVD]
京アニの誇るハイクオリティ作画で贈るピュアファンタジーアニメーション...なのだが御存知の通り
実は本作、既存の同スタジオ制作のOVA「MUNTO」ディレクターズカット版である。
こちらのTVシリーズを一通り視聴し終えてから改めて上記OVA版を観た後の感想
だからかもしれないが、本TVシリーズとなって初めて、作品自体の持つ本来の
よさがダイレクトに伝わって来ている気が するのは決して気のせいではない
かもしれない。本当にささやかだけれど、どこか心捉える物語。
どことなくゲームなどの既存の異世界作品を彷彿とさせる非常に古典的でファンタジー
色の強い作品である。そしてそういった異世界ファンタジーものに欠かせないのが
(特に前者の)異界との関わりを持つ主人公のアイデンティティ物語。本作では、それは
主人公ユメミの天空の浮島が見えてしまうという、小さくいたいけな少女の悩みに
集約される。"見えないはずの"ものが"見える"―ただそれだけのことが、これまで
どれほど小さな少女の胸を痛めてきたことか。その一種の霊感とも取れる異種の
ものを感じ取れる能力を持った彼女は、だからこそ異界の少年に必要とされる。
すなわちそれは"出来ないはずの"ことが"出来る"―未知の少年に出会ってこそ、
本当の意味で開花するその能力(ちから)。非力なか弱き少女の中に眠る本当の強さ...
彼女の中のウィークポイントが反転し最大の力となって世界を揺るがす。そのお約束とも
思える魂の浄化と昇華のカタルシス。そして少女自身が、それを見出す過程での
心の岐路が、淡く繊細な質感を持った映像美の中で丁寧に語られる。
後巻でのユメミの親友イチコとの絆、そしてもう一人の友達スズメとその恋人カズヤの
結婚のエピソードなどは一見唐突にも思える意外さが、かえってストレートな純真さで心捉え、
周囲との様々な関わりあいの中で成長していく思春期をまさに生きるユメミの心の
成長過程で必然の物語だった。はじめにムントを拒絶した心の弱さも、そしてだからこそ
気付いていく真の自分自身も...異世界との関わりあいによって少女が成長していく
物語、それはどこかOVA版の懐かしい絵柄も相まって非常にオーソドックスなストーリーであり
「涼宮ハルヒ」などを手掛けた京都アニメーション作としては、異様に手堅い肌触りを感じる。
とにもかくにも「空を見上げる少女の瞳に映る世界」という象徴的タイトルを
冠したことで「ムント」世界のファンタジー色を跳ね除けるほどに、一人の少女の
物語世界が、どんな異世界よりも美しい風景を携えているのかが手に取るように
解ることに気付く。少々幼めなOVA版・ユメミ役の三間はるなからTV版の相沢舞へ。
どことなく気だるげで可憐さの中に大人びた色香まで感じさせる声の演技が、さらに
少女の世界を加速させる。TV版ムント役の小野大輔も、その微細な役作りによって、
一人の少年と一国の王との狭間にいる若き魔導王を好演。心ときめくヒーローでありながら
実はヒロインを導く先導者である、という点も今回のTVシリーズで実感したこと。かくて
誰もが夢見た童話世界の王子様とお姫様の物語は、このてらうことのない一人の少女の
箱庭世界が実は壮大な異界と繋がっている心の真実を知ることで、本物の物語となった。
本TVシリーズでOPとED主題歌を手掛けるeufoniusとCeuiの存在も見逃せない、
もとい聴き逃せない。可憐さとそして切なさ、あたたかさ。30分のTV版にまとめ上げるに
当たって必要不可欠であるキャッチーで、なおかつ心に染み渡るような歌声の真の力。
全9話という中途半端さが非常に理不尽に思えるほどの実力を実は本作は持っている。
OVAとTVそれぞれのキャラ絵柄の違いにも妙に違和感がなく、かえってその双方の
相違の面白みを比較対照しながら楽しむのも一興。夢のような少年と少女の出会いと、
その中に育まれる心の成長の物語を楽しみ慈しむことのできる、いつまでも少女と少年の
心を持った人達へ... そのために、このユメミとムントの物語は生まれた気がする。
同窓会~ラブアゲイン症候群 DVD BOX
ふた昔前には主婦向けに昼ドラというカテゴリがあり、(いまでもあるが)出し物は純愛系メロドラマやよろめきドラマと相場が決まっていた。本作はそれら古典的手法のDNAを受け継ぐモノである。
しかしながら最新のドラマらしく、先の読めないストーリーでスピード感もあり、あまりどぎつい描写もなく、最後までそれなりに楽しめた。さすがに「それはないだろう」というツッコミを入れたいところもあるが、ありえないことやできないことをやるのがテレビである。(笑)
40歳代は容姿や体力の下降線を痛感するだけでなく、仕事も先が見えはじめ、プレッシャーや責任、さまざまなストレスが倍増する世代。その反面、「最後のチャンス」に対する希望や未練(笑)だけは大きくなる世代・・・・。
昔の同級生と再会したら、どうなっているのか。はたして自分は勝ち組なのか負け組なのか、どういうポジションなのだろう・・・。その審判が「同窓会」なのではないでしょうか?。かっての友人や初恋の相手との微妙なバランスも蒸し返され、負け組は見栄や嘘の底なし沼に沈んでゆく・・・。という導入部がめちゃくちゃウマイ。
第一話のしょっぱなから、住宅ローンが払えなくなり、未練たらたらで自宅売却、同窓会の会場でドレスを万引き・・。というただならぬ状況で始まり、画面にグイグイ引き込まれる感覚は、さすがに脚本も役者もうまい。また、お約束の「すれちがい」は携帯電話の時代では無理があるが、怒った亭主に携帯電話を解約されるという強引な手法で実現している。
いちおう宮沢朋美役の黒木瞳さんの目線であるから、主役なのだが、オープニングのクレジット(デカ文字)でベテラン四人の名前が並列表示されるから、同列の主役が四人いるといえる。いずれも80年代、90年代にはトレンディドラマの主役を颯爽とやっていた個性派であるが、それぞれが珍しくイタイ役を演じている。特に斉藤由貴さんのイタイ役はベッドシーンともども大変珍しい。これに見劣りしないのが、黒木瞳さんの失業中のイタイ夫役の吹越満さんです。学歴ひけらかすばかりで、プライドだけ高くて使えないうえ、妻の浮気を察知して、拗ねたり、取り乱したり。「あんたは小学生か?」といいたくなるようなテンションの高さは90年代のドラマの佐野史郎さんみたい(笑)でした。あと、浮気相手の高橋克典さんの奥さん役だった須藤理彩さんは、家庭を守るための「鬼気迫る必死の形相」がマジ怖かった。NHKの連ドラでヒロインをやっていた方だけに本当に芝居のうまいかたです。
スケバン刑事 VOL.2 [DVD]
この巻のおすすめは12話です。 後半が全てアクションで構成されており、大変見ごたえのあるものになっています。
特にサキが3人の転校生と戦う場面はセーラー服対セーラー服という、スケバン刑事ではあるようであんまりなかったシチュエーションの戦いが見られます。 またエージェント、神恭一郎がバイク軍団を相手にアクションを披露するという珍しい場面も。 海槌亜悠巳との戦いも見所。
アクションファン必見です!
PICORINPIN(初回生産限定盤)(DVD付)
昔と比べるとガラリと雰囲気が変わってます。声は相変わらず綺麗ですね。
シングルのMUSICからファンになりました。
アルバムもどれも良い曲ばかりです。
本当にレンタルでも良いので聴いてみて下さい。