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TV放送開始30周年記念 じゃりン子チエ SPECIAL BOX(セット数予定) [DVD]
今回の商品は、以前発売されたDVDBOXのようにブックレットなどは付いていませんし、DVDに一覧できるチャプターメニューはありません。
価格が安く設定されているので、それは仕方がありません。
今回の目玉はメモリアル・サウンドトラックCDで、私はこれが欲しくて以前に発売されたDVDBOXを持っているにもかかわらず購入しました。
TV版・劇場版両方のBGMで初めてCD化された曲も多く収録されています。「アニメ・ミュージック・カプセル『じゃりン子チエ』」 の項で他の方が述べておられる「ひみつのデイト」ロングバージョン 、「『ゴジラの息子』を観ているシーンの曲」、 「マラソン大会後テツが雨の交番に居るシーンの曲」 等も入っています。そして収録されていないものも含めて全ての音楽リストと解説も付いています。またそれぞれにはもともと曲名は付いていなかったのですが、今回は曲のイメージを伝えるためコメントが付記されています。
私は特にTV版の方の「センチメンタル[笛]」が初収録されていたのが大変嬉しいです。2度もCD化された「センチメンタル[ハーモニカ]」も良いですが、私は笛バージョンの方が好きで、チエちゃんとヒラメちゃんのホロリとする場面を思い出します。「哀愁[ハーモニカ]」も聞きなれた曲でこれまでもCD化されていますが、今回は「哀愁[トランペット+フルート]」も初収録されています。私は記憶がないのですが、これも心が揺さぶられる曲です。
欲を言えば、ビジー・フォーが歌った劇場版の主題歌「じゃりン子チエ」および挿入歌「春の予感」のフルコーラスも収録していただきたかったですね。「春の予感」のワンコーラスは以前にもCD化されていますが、とても良い曲なのでぜひフルコーラスが聴きたいです。
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じゃりン子チエ (2) (双葉文庫―名作シリーズ)
まだ大判のコミックスが10巻くらいしか出ていない頃、今は亡き父が買ってきたのが「じゃりン子チエ」だった。その頃、学校での人間関係に翻弄されて精神的に不安定だった私に、この作品は笑いと安らぎを与えてくれた。どれだけ救われたかわからない。
初期の物語はのちのどたばた喜劇とは違って、結構深刻なストーリーが展開されている。父親のテツと二人で暮らすチエ。店を切り盛りし、笑顔を忘れずに日々を過ごし、周囲に明るさを与えるチエが、別れて暮らす母親と(テツには秘密で)定期的に会い、そしてまた別れて自分の家に帰る時の何とも言えない寂しい表情。まだチエは小学生なんだということを思い出させる瞬間。そういった何とも言えない心にしみいる物語が印象深い。そして同時に、繰り広げられる笑いのストーリー。そのバランスがとてもいい。
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じゃりン子チエ 劇場版 [Blu-ray]
※前の人のレビューを、 見ましたが、「テレビとほとんど一緒でガッカリ」と 書いてましたが、 それは!違います!
この作品は、高畑先生が まず劇場版を、発表して その当時!作品の評判が スゴく良く! 「それならテレビ放送を」っと
異例の! 映画→テレビ放送っとなった(普通の場合だとテレビ放送評判良く→劇場版)作品なのです!
※正真正銘!じゃりン子チエのお初アニメなんです!
きょうびの!ゆとり教育世代の子は、知らんのかな〜
まあ!それぐらい!優れた作品なのにね〜
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東京ムービーアンソロジー(4)1983~1991
1983~1991 年放映アニメで構成。
ここではあえてその中のひとつのアニメにしぼって書きますが
22.23「宇宙伝説ユリシーズ31」は貴重な音源。
記憶ではキングより発売された楽曲です。
ボーカルの貴智明氏は
井上俊次ひきいるグループ、レイジー解散後あらたに結成された
ネバーランドのボーカルとして
活躍していた高音の独特の音質の声が特徴のボーカルでした。
他にも貴氏(ネバーランド)は
アニメ(現、テレ東)
サイコアーマーゴーバリアン主題歌「孤独の旅路」
副主題歌「ララバイ」、他挿入歌2曲をネバーランド名義にて
唄っています。(キングレコード発売)
ちなみにゴーバリアンは現在廃盤
当時LP2枚発売。ゴーバリアンBGM音楽はアニメ初挑戦の矢野立美。
ここから矢野氏は特撮ですが
バイオマン、チェンジマン、ウルトラマンティガ、ダイナなど
秀逸な楽曲を展開していきます。
そういった背景を考えながら聞くとまた
とても貴重な音源であると認識させられます。
CDではテレビサイズになっているのが残念ですが(ゆえに星4つ)
他の曲も復刻が難しい音源もあり
入手しておきたいCDです。
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アニメ・ミュージック・カプセル「じゃりン子チエ」
どれもこれもアニメで使用されてるBGMばかりで聞いてると
テツのような笑みが零れ
少〜しだけ幸せな気分になります
アニメサントラはアニメに思い入れのある人ならまず外れな曲は少ないと思います
約三十年前とは思えない素晴らしい完成度のアニメとそれを彩る個性豊かなBGM達
クセのあるホントに良い作品でした。