御手洗潔のダンス (講談社文庫)
何だか今回の短編集は全体的にあんまりな感じでした。
それぞれに良いテーマを持っているのですが、それらが少し難解なような気がします。日本の医学についてとか。
トリックも少々きびしいというのか、読了後の爽快感がいまいちぱっとしませんでした。
ただ、事件が起こらず近況を報告しているだけの「近況報告」は、日頃、つまり事件が起こらないときの御手洗の様子などが描写されていてファンにはたまらないでしょう。
蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
作者名、作品名ともに知れ渡っている作品ですが、個人的に「プロレタリア文学」という背景もあってこれまで敬遠する向きがありました。が、実際に読んでみると、そうした感傷は別の思いに取って代わりました。
表題作二編に共通して描かれるのは、戦前の末端の労働者の姿です。当時は現在のように、労働組合のようなものが明示的に組織されていたわけではなく(勿論、そうでないものもあるが)、労働者達は企業側に不当ともいえる搾取をされる環境にありました。作中に登場する労働者達は独自に労働争議を起こします。その背景や生活が描かれていきます。
小説という枠組の中に入ってはいるものの、登場する人物に大きな生々しさ、リアリティを感じました。小説としてももちろん引き込まれるものが多々ありますし、それに加えて当時の労働への背景等が端的にでも窺われ、考えさせてくれる作品だと思います。作者の若くしての死が惜しまれます。
アルフィー~ベスト・オブ・ヴァネッサ・ウィリアムス
黒人ではじめてミスアメリカに選ばれ、のちに急遽、下され、
それでも歌手として返り咲いた歌姫、ヴァネッサ。
スピーカーを超えて、周りを包みこむ、彼女のティックな
歌声は、ほかの年代にない、90年代独特の魅力です。
おすすめは「アルフィ」。ディオンヌ・ワーウィックの
オリジナルとはまた違った味わいで楽しめます。
「朝2分」ダイエット―体重8キロ減!ウエスト10cm減、続々! (王様文庫)
3週間位やっていますが痩せません・・・でもお腹まわりが少しスッキリしたのと(見た目)
お通じが良くなった!なので健康には役に立っています☆
朝、目覚めてすぐやるだけなので、これからも続けてみます。
深呼吸は気持ちがいいです☆