パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
このゲームで遊んだのは結構前ですが、レビューを書いてみます。
購入を考えている方の参考になれば幸いです。
まず、ゲームジャンルとしては冒険アクションで、ちょっとした謎解きなどもあります。(これはさほど難しいものではありません。)
一番の醍醐味は、敵との戦闘アクションです。
サーベルを使った近距離の戦いがメインで、敵をオブジェを利用して倒したり、崖から落とすといった攻撃もできます。
緊張感のある駆け引きがとても楽しいです。
「アサシンクリードシリーズ」の戦闘と似ているとおもいます。
登場キャラクターは、映画でお馴染の面々で、主人公ジャックに関して言えば、変な走り方(ジャック走り)やふとした瞬間の佇まいは、映画のものとソックリ
で、笑ってしまうほど似ていて可笑しいです。声もジョニー・デップそのもの。唯一、表情があまりないかなあ、という印象がありますが。
多くのキャラクター達が登場しますが、発売時期の関係もあり、サオ・フェン率いる「シンガポールの海賊」たちは登場しません。
だけど、それを補って余りある存在の、生々しくて気色悪い「あいつら」や「デカいアレ」は出てきますので、安心してください。
音楽は、記憶が飛んでしまったため曖昧ですが、映画で使われていた「彼こそが海賊」等、聞き覚えのある音楽は所々で流れてきます。
ステージは映画で出てきた場所(無人島や海賊船、港町など)に加え、オリジナルの場所もいくつか出てきます。ここではあえて伏せておきますが。
僕が印象に残ってるのは、無人島の高台です。そこからの海の景色は、最高の絶景で、進行を忘れてみとれてしまいました。
まとめですが、映画のパイレーツシリーズのファンの方は間違いなく楽しめる内容になっています。映画の世界に入り込める夢のゲームです。
アクションが難しすぎるといったことや、グロテスクな表現もありませんし、比較的、サクサクと進める内容で、長すぎず、短すぎずのちょうどいいボリュームです。
ただ、映画のファンで無い方や、アクションゲームがとても得意という方には、少々ものたりないかも知れません。
個人的にはいい作品だと思いました。
是非、遊んでみてください。
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト オリジナル・サウンドトラック
輸入版を入手して一足早く聞きました。クラウスさんの1作目(呪われた海賊)の音楽が好きで好きで堪らない人には、少し物足りないかもしれません。1作目のオケの壮大さやストリングス(個人的には特にチェロ)の繰り返す旋律といったものが影を潜め、シンセが目立つ印象です。
多分映画の画面と合わせると、さすがハンス・ジマー!となるんでしょう。それぞれのシーンが想像できる、そんな構成になっていました。が、音楽のみで聞くと前作ほどのインパクトがなく、全体的におとなしめ。好き好きに分かれるのでは?
前作とはまったく別のもの、と思って聞くのが良いかと思います。
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト [DVD]
デイビー・ジョーンズの船が海面を突き上げて海上に現れるシーンだけでワクワクした。
ストーリーはこじつけと無駄のオンパレードで意味不明なところも多々あったが、それぞれのキャラクターがなかなか面白くそれだけで十分楽しめた。
戦闘中ウィルやエリザベスが指揮を執るシーンには違和感しか感じなかった。
君らいつの間に指示する立場になったんだ・・・と。
まぁそんなこと言い出したらこういう映画は楽しめないので疑問を持たない、というスタンスで観るのが正しいでしょう。
船のデザインやそれぞれのキャラクターを楽しむ映画。
ストーリーは観るたびに忘れちゃうのでイマイチなんだと思います。