トミーオリジナル・サウンドトラック+1(紙ジャケット仕様)
紙ジャケでの発売はうれしいものの、
レコードに付属していたブックレットはなし。
いい値段だけに、こういうところが残念。
ピート・タウンゼントがこだわった音響のブルーレイ化が待たれる。
北米盤はとっくに発売されているので。
Odds & Sods
このアルバムはとてもよいです。
オッズ=寄せ集め〜という意味があるために、最初は期待せずに聴いたらびっくりでした。
あまりに素晴らしい佳曲の宝庫です。
オリジナルアルバムと比べても楽曲の良さはトップクラスじゃないでしょうか?
「リトル・ビリー」、「トゥー・マッチ・オブ・エニシング」、「ピュア・アンド・イージー」など、
アルバムとしてはまとまりを狙ったものではないけど、別に散漫というわけじゃなく、これはヴァリエイションです。
一つも意味のない曲などないです。
こんな曲を知らないで過ぎていくのは損ですよ!
残念なのは、おいらも曲順を大幅に変えられたことですね。
レコーディング時期はバラバラながら、奇跡的に曲順も流れがよかったのに。。
こんなことはしないでほしいですね。
と、いいつつ曲には責任はないので☆5をつけてやるわい!くそー!
Who's Next
10代の若造ですが、このアルバムには思い入れがあります。
"Don't cry Don't raise your eye It's only teenage wasteland"(Baba O'Riley)
この下りを落ち込んだ時に聞いた時は、歌詞の意に反して泣けてしまいました。いつまでも思春期のガキじゃいられないんだよな、とか思ったりして、エネルギーもらった気がしたのを覚えています。
別に当時のイギリスの若者たちのような苦しみを味わっているわけではないけど、このアルバムはもう時代も空間も超えて世界中の人の心をとらえ続けるのだと思います。こんなことを考えると同時に、こういう音楽が生まれ続けるイギリスの土壌をうらやましくも思いました。
多分100年経っても聞かれ続ける名作です。