高野山 (楽学ブックス)
いきなり、ドーンと「大日如来」さんの黄金に輝くお顔のアップ。
すごくカッコよくてビックリしました。
何というのでしょうか。言葉ではいい表せない感動があります。
何度拝見しても、オォーと感激してしまうのです。
ぜひぜひ、多くの人に見ていただきたいです。
また、「立体曼荼羅」を、
グルリと360°の角度から撮っているお写真があるのですが、これは必見です。
立体曼荼羅に鎮座されている仏さんたちを、居ながらにして全て拝見することができるのです。
極彩色に彩られた曼荼羅の世界。
今なおイキイキと息づいていることが感じられます。
文章も、空海さんのこと、密教、曼荼羅について、丁寧にやさしく解説されていて、
読み応えたっぷりでした。
サラリと表面を解説しているのではなくて、
根本に触れているような、何か感じるものがありました。
高野山をこれから訪れる人には、これ以上ない深いガイド本となると思いますし、
訪れる機会がまだない人にとっては、居ながらにして高野山の真髄に触れることができる、
素晴らしい本だと思います。
星5つです!
高野山の霊木、高野槇(コウヤマキ)仏花の花台40cm 常緑樹 シンボルツリー 仏壇 墓前 祭壇のお供え 献花 供花 法事 彼岸
東海地方では高野槙は手に入らないので購入しました。
とても美しいし長くもちます。
お経/高野山真言宗 壇信徒勤行
在家信者です。母が亡くなり日常勤行を唱えれるようになりたくて購入しました。
全く慣れない頃はこのテンポで問題なかったのですが、慣れてくると随分遅くて朝の時間のない中で一緒に唱えるには難があります。
般若理趣経は法事などの節目の時にしか聞けないので、セットというのは大変ありがたいです。最初は知識ない時に聞いて お経の読み(呉音と漢音)が全く違うので面食らいましたが、(有名な)百字偈から末文の入阿字までに慣れてくると実は似た表現が繰り返されてることが分かります。ただこちらも慣れてくるとテンポが遅すぎて普通の会社員の生活リズムを考慮すると30分も時間を確保するのは難しいところがあります。
入門用としては素晴らしいと思います。慣れるためのステップアップ用として活用し、それ以降はYouTubeなどからお寺さんが実際に唱えてる音源を捜すのがいいでしょう。
声明
声明(CD)
高野山金剛峰寺僧侶(奥の院、7/21/1993)
財団法人、ビクター伝統文化振興財団によるこのCDは四智梵語、心略梵語、不動梵語、唱礼、勧請、五大願、理趣経の全7曲の声明からなっている。これらの読経の意味は全く分からずとも、どれを聞いても深山幽谷に響くように心に深く共鳴する。
まだ見ぬ国、高野山奥の院の佇まいはかくもありなんと想像しながら聞いていると、1200年以上も前の弘法大師空海の面影が彷彿としてきて、とくに若い頃の紗門(修行僧)としての空海の悩み、苦悩、努力などが忍ばれる。現代に学問を心掛ける学徒たちにも勇気と力を与えてくれるだろう。
そうでなくとも声明は美しい独特のリズムやメロデイー、ハーモニーを持つ音楽そのものであり、腹の底から飛び出る声は聞いている者の身体を突き抜ける。これほど癒し効果のある音源は他にあるのだろうか・・・