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聞いてみてください。詳しいことは他の諸先輩記述のとおり、これが好きなら古典シリーズもいけるかも。
 
 
   
こういった本は買って数ページ読んで面白くないので数年放置・・・後日また思い出したようにちょっと読んで放置・・・というのが
 私にとっての通例でしたが
 この本は購入後、3日で完読しました
 今まで読んだRLに関するデマ?についても納得できたし
 実際私は初版特典CD目当てで、それだけでも十分に満足できましたが
 本もかなり面白く読むことができました
 
 RLに興味がある人なら買って損なしだと思います
 
 
   
エリック・クラプトンやローリング・ストーンズなど大御所ミュージシャンのお歴々が崇拝する伝説のブルーズマンとして、
 今なお数多くの愛好家が情報を求めてやまない、ロバート・ジョンソン。
 彼の謎に満ちた生前の活動や没後の多様な出来事について詳述された本書は、
 近年のブルース・シーンにおける最大級の驚きなのではないだろうか。
 
 「荒野の四辻で悪魔と取り交わした契約」といった
 余りにも有名でミステリアスなエピソードや、
 「ロバートに妻を寝取られ嫉妬に狂った男に毒殺された」という死因などが、
 往時を知る多数の人々の証言によって検証されていく。
 そのプロセスを読むだけで、恥ずかしながら、
 上質なサスペンスを読むときのようにドキドキさせられてしまった。
 
 本書では結局、従来語られていたいくつかの「伝説」を否定することになるのだが、
 しかしこのことはロバート・ジョンソンの偉業に異論を唱えている訳では勿論ない。
 むしろ、bluesと共に生きて、bluesの中に死んだロバートの
 等身大の姿が浮かび上がってくることで、彼の苦悩の来歴などに
 ほんの少しだけでも理解し、近づけたという満足感が読後に残った。
 
 ただし、ひとつだけ難点がある。
 訳文が逐語訳っぽ過ぎるので、決して読みやすくはないことだ。
 「原書に忠実に」と考えただろう翻訳者の良心は心情的には理解できるが、
 原作者の意を汲んだうえで、もっと読みやすい日本語に
 置き換えても良かったのではないか、と思う。
 
 けれども、その点を差し引いても、本書は極めて価値が高く、星は5以外ありえない。
 BOXセットの紙ジャケでの再発にタイミングを合わせてきた点は、ご愛嬌。
 ブルース好きはもちろん、ポピュラーミュージックについて掘り下げてみたい人にも
 絶好の書であるとお薦めしたい。
 
 
   
結論を言いますと、2007年にSONYから出た出た「キング・オブ・ザ・デルタ・ブルース・シンガーズ」と「キング・オブ・ザ・デルタ・ブルース・シンガーズ VOL.2」 の方がヴォーカルほかギターの音圧が高くリアルで迫力がある!(2010年のリマスターはこれをより硬質にした感じです。)まあギターの細かなニュアンスなどは今回のリマスターの方が再現出来ているのかも知れませんけど、前の2枚より音圧が低く迫力は落ちる感じです。全体的に音の塊と捉えた凄み、勢いはの前2枚が勝っていると思うし個人的にはコレよりもおすすめです。別に何もSONYに義理がある訳ではありませんけども、正直な感想です。
 
 
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