本を買うまで、最終巻だって気付きませんでした。
まあ、仕方ないと読んだのですが、読み終わって思ったことは
「本当にこれで終わるのかな?」です。
話の方は、涼くんが一人前になってめでたし、な感じなので、それはそれでいいのですが、肝心のというか、気になる恋のお話がはっきり・すっきりしません。
少女マンガなので、恋愛模様にも重きをおいているのかと思っていました。ゆかちんは涼くんと付き合うのかなと思いつつ、そうなると綾くんはどうするのかとか、相変わらず奈良崎さんの求愛は止まらないしで、どんな風に決着が付くのか楽しみにしていたのに、中途半端なまま終わってしまいました。
好きなマンガだっただけに、ちょっと残念です。
作者は「みんな幸せに」と言っているので、ゆかちんが誰かと付き合うと誰かが不幸になると思って、あえてはっきりさせなかったのでしょうか? でも、やっぱり消化不良です。
カイトの発情期の話が一番よかったです。いつもにましてカイトが綺麗でした☆☆
黒トナカイ登場の話では、いつもくるみちゃんに従順なカイトの珍しい言動が見られます!
3巻ではくるみちゃんがカイトに対しての恋心を自覚してきた感じです。カイトの気持ちは、あくまでもトナカイがサンタに対する服従のものからだと思っているお鈍さんなので心配でしたが、これで次巻はもっと進展が期待できるかも…?
ペンギン革命の番外編、奈良崎さんのお話も収録。奈良崎さん好きには嬉しいですね。
ゆかちゃんと奈良崎さんが常人にはできない移動してるところがおもしろかった(笑)
奈良崎さんの家庭の事情もちょっと出てきたりして、それに対するゆかちゃんのちょっとズレた反応、そんなゆかちゃんにときめく奈良崎さん、という流れがよかったです。
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