この作品はJodie Fosterの代表作と言われることは あまりないのですが、自分は素晴らしい映画であると 高く評価しています。 時は19世紀、場所はアメリカの小さな町。Fosterの夫で あると名乗る人物(Richard Gere)が彼女の元に帰ってくる。 彼はかつての夫とはまるで別人のように彼女に優しく 接するのだった・・・。 Richard Gereというのは、「誠実さ」を演じても、白々しく 見えがちな俳優なのですが(「Autumn in New York」などが好例で どうしても、プレーボーイに見えてしまう)、この映画でもやや その傾向はあるものの、彼が演じるジャック・サマーズビーは 少しニヤけた感じはするものの、優しそうではあります。 またFosterがまだ若く純真な、古きよき時代の「妻」を演じて いるのは、普段のパワフルな彼女とは対照的で、彼女の 演じられる役柄の幅の広さを示してます。 ここでストーリーを語ってしまうと、楽しみが減りますので やめておきますが、感動することは確かです。
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