水木一郎さんの評価というのは、アニソンファンの内輪人気から、うたえもんやアニメタル等を通じたアニソンの一般化の中で、アニキとして(一部で特異的に)高まり定着したものと思っています。
その評価においては、ズゥェーーーーートッやヴルォロロロォーのような擬音や叫びこそが、水木ソングの王道と思われてきました。
水木ソングをリアルタイムで聴いて育った私の記憶も、実にこうした復古水木に修正されていっていました。
しかし、このアルバムを聴くと、「この人、普通に正しい歌い方していたんだねー」ということを「発見」します。
Youtubeにいくつもある「マジンガーZで高得点」の映像での歌のツマラナサは、このアルバムの出来に通底します。
昔からの水木&アニメ・特撮ファンも、最近のアニキ&アニソンファンも、このアルバムをBGMに、頭や心の中でシャウト全開しないと気持ちは満たされないのではないでしょうか。
ただ、マイナーな曲も含めキチンと収録している価値は認めます。
三枚組でコロムビア音源で収録されています。
二枚目までは既存発売分と大差ないのですが
三枚目はOVA作品から収録多いです。
夢次元ハンター ファンドラ レム・ファイト編
同Part2 デッドランダー編、同Part3 ファントス編
手天童子、次元戦国史 黒の獅子・陣内編
けっこう仮面、おいら女蛮
ダントツおすすめ
『けっこう仮面』(アニメ版)の2曲
けっこう仮面の歌/モロダン・ヒロイン けっこう仮面
特に
けっこう仮面の歌
は某作品のパロディなので
歌も似ています。(しっかり編曲されています・・・)
「まんが偉人物語」のエンディング「誰かが前を」を聞きたくて買いました。
それだけで満足です。
まさにタイトル通り。
往年の名曲たちでした、あの頃を思い出し部屋に篭って一人で聞いていました。
ズェーッ!ズババババーン!VVV!とにかく熱い! とくに2枚目の忍者キャプター~アクマイザー3~カゲスター~仮面ライダーX~イナズマン~スカイライダーはぎゅんぎゅん来ます(笑) 日頃ストレスの多い30代の方、おすすすめです!
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