娘がいたことを知らなかった父親と、娘の母と祖父と、娘の父親の仲間と母の仲間のものがたりです。
ふしぎに娘の友人は出てきません。
そして、噴水に頭からつっこんだバイクがすべてを象徴しています。
シャルロット・チャーチは、その若さと「天使の歌声」と言うキャッチ・フレーズで知ってはいたが、きちんと聴いた事は無かった。 噂にたがわぬ美しいソプラノ。だがベスト盤ゆえに少々姿勢に纏まりのないのは仕方が無いのか。・・・彼女はポップスからクラシックの大曲まで何でもそつなく歌っているが、クラシックよりもポップスの方がのびのび楽しく歌えているように思う。・・・おそらく未知数なのであろう、いずれにしても素晴らしい声と表現力であることは確かである。 良く晴れた朝に聞くと清清しい気持ちになれる一枚である。
娘がいたことを知らなかった父親と、娘の母と祖父と、娘の父親の仲間と母の仲間のものがたりです。
ふしぎに娘の友人は出てきません。
そして、噴水に頭からつっこんだバイクがすべてを象徴しています。
ジョシュ・グローバンのことは全く知らずにCDを手に取りました。甘いマスクで澄んだ瞳が印象的で、ヴィジュアル面ですでにスターの要素は兼ね備えています。
先入観もありませんので、虚心坦懐にしてじっくりと聴きました。純粋なヴェルカント唱法ではなく、伸びやかで美しい声の魅力をそのままに表現しています。この6年前のデビュー・アルバム収録時、20歳ですか。それは驚異的ですね。
艶やかで輝かしくビロードのようなきめの細やかさも持っており、世界で売れたのが分かるアルバムでした。
声楽家で20歳といえば、やっとスタート台に立ったばかりです。まだもって生まれた才能、天賦の才に守られている印象があります。純粋なクラシックの世界に飛びこむよりもクロスオーバーでの音楽ジャンルで存在を確立していったほうが大きな地平が見えてくるように思いますし、それだけの可能性を秘めています。
それにしても高音の部分で美しさは魅力がありますね。高音部分で、声に負担を掛けずに、ファルセットとも聴けるような発声の処理など上手いですし、リスナーに心地よさをもたらします。
映画音楽の巨匠エンリオ・モリコーネによる代表曲の一つといえる「ニュー・シネマ・パラダイス」の哀愁の帯びた歌唱にはゾクッとしました。
「主よ,人の望みの喜びよ(フィーチャリング・リリ・ヘイデン)」もいいですね。オリジナルのバッハのカンタータ第147番を演奏したことがありますが、このようなアレンジもまたステキだと思いました。敬虔で荘厳な雰囲気も出ていますし、原曲の良さを持ちながらグローバンの魅力を聴かせる1曲だと思いました。
imageのCDは持っていましたが、SACDが出ていることを知り購入。
音の奥行きがかなりあり、いままでのCDとは別物と思うくらいきれいな音。
また、前後左右の楽器配置がぐっと広がります。
特に、CDで気になっていた高音部の耳につく音が
SACDでは滑らかになりとても聞きやすくなっています。
他のimageもSACD化してもらいたいですね。
CDで聞くのはもったいない・・。
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