ASIAN KUNG-FU GENERATIONをきっかけに出会ったイラストレーターさんで思わず、画集が目に入り買ってしまいました。
中村さんのイラストを本の表紙などで見かけると、本を手にとってしまいます。
それくらい私にとって、ひきつけられるイラストなのですが、画集は値段のわりに中村さんのコメントが1Pしかありませんでした。もう少しコメントがほしかったです。
あとどの作品にイラストが使われているかの一覧が最後にありますが、イラストのすぐ下の余白に載せて欲しかったです。その一覧のページを見比べなくてはいけないので、面倒です。
ただ1Pごとにイラストがあり、全てカラーなのは満足です。
値段の高さのわりにはコメントの少なかったこと。イラストの一覧が面倒なため☆4です。
妄想ワールド炸裂。
どこまでが現実でどこからが妄想か。
不思議な物語。
しかし、面白い。
女の子に振られた『私』はその振った相手『水尾さん』研究に
いそしむようになる。
しかし、一歩間違えれば、というか
すでに間違っていると思うが、
その行為はまさしくストーカー。
理路整然と自分の行動の正当性を訴えるけれど
やっぱりストーカーだよな〜。
しかし、ストーカー物とは一線を画す物語。
でも誰にも経験あるような、妄想。
妄想に生きる男の性、
分かるような分からないような・・・
いや、分かっちゃうんだよな。
でもここまでの行動は起こさないけど。
ところどころ「くすっ」とか「がはっ」とか笑えます。
人前では読めません。
登場人物がわけの分からない人たちばっかりですけど、
でも愛嬌があって、とても愛おしい。
森見登美彦はまってしまいそうな作家です。
きっと、好き嫌いがはっきりと分かれる作品でしょう。独特な文体で読ませる小説なんだけど、コミックだったら面白かったのかな。コミックの方は未読。どうも、この世界の中にすんなりと入っていけなかったのだ。
幻想的というのか、浮世離れしているというのか。舞台が京都でなければ成り立たない小説だろうが、登場人物たちがあまりに個性的すぎて、感情移入できなかった。それが、私がこの小説を今ひとつ楽しめなかった理由かな、と思う。
一歩間違えればただの不思議ちゃんになってしまうヒロインも、それなりに魅力的なんだけど(こんな女の子、なかなかいない、という意味で)、どうにも不思議ちゃんタイプが苦手な私には、なじめなかった。
私のイマジネーション不足?
とても面白いです。OPもいい! マンネリ化してきた最近のアニメにちょっとウンザリしていたので、とてもいい刺激になりました。 作画は好き嫌いが分かれそうですが、個人的にはこうゆうあっさりした感じはすごく好きです。 萌アニメとかもいいけど、こうゆう作品ももっと増えてほしいな。
モリミー先生の小説は大好きです。本当におもしろいです。 本を開いたらそのまま一気に最後まで読んでしまいました。 どこがそんなにおもしろいのかというと、モリミー先生の物語はいつもビジュアルがいいです。 読んでいると、情景が色付きできらきら目の前に飛び出てきて、頁を捲るたびころころ移り変わってゆきます。 水色のおっぱいみたいな「海」、そのてっぺんに夕日がさして赤く染っている光景ってシュールですね。 今回の小説は、子供の歩く速度で景色が変わってゆくのが読んでいて心地よかったです。 登場人物が子供たちなので、エンディングに突入するスピード加速はさほど迫力がなかったけど、 それはそれでよかったです。 「スズキ君帝国」って言うネーミングはしゃれているな、「おっぱいケーキ」よりいいと思う。 「おっぱいケーキ」は普通だし、むしろ少し使い古されておじさんよりな雰囲気を かもし出してしまうと思います。 そういえばアオヤマ君は時々おじさんっぽいですね。 だから水着を脱がされても堂々としていられるんですね。 納得。 ともかく、エンディングは爽やかで、ちょっと寂しくて、しかし力強いひろがりを感じました。 やっぱり「みどころのある少年」が主役だと、未来がひらけますよね。 日本SF大賞受賞おめでとうございます!
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