PCからデータファイルをKORG MR-2000SのHDDにコピーして再生。そのアナログ出力を自分のふだん聴いているシステムで再生した。
特筆すべきはその実在感と自然な響き。立体的な残響でリバーブなどの電気的処理のない自然な音響であることがすぐに実感できる。ほのかなチェンバロやヴァージナルはやや後ろで控えめだがとても自然。ナマを聴いたことのない人にはもの足りないと思うかも知れない。
ブロックフレーテの音も、豊かでよく通る。響きが透明なのでまといつくような共ざつ音がなくとても清らかな音がする。ブレスや気配音は、確かな実在感を感じさせるが決して目立つものではない。
MR-2000S付属ソフトで44KHz/16BitにダウンしCDRに焼いてCDPで聴いてみると、解像度が落ちるというより響きにもやっとしたかすかな付帯音がまとわりつくような感じがする。レコーダーの音色もかすかに唾がまじった感じになり、チェンバロも少しうるさくなる。ヴィオラダガンバの響きは張り出してきてきれい。こういうところがオーディオ的には面白い。
特に、ヘッドフォンなどは歴然と選ぶようになるし、WAVファイルからiPodで聴くと、かえってCDPより鮮明な音を楽しめるというところもオーディオのあだのようなもの。アンプの解像度、SN、トランジェント(「立ち上がり」より「立ち下がり」)、スピーカーの位相特性などの基本性能が厳しく問われるだろう。
選曲も演奏も素晴らしい。ふだんからは聞けるようなプログラムではないのだが、表題曲を始めいずれも名曲ぞろいで、すぐにこういう時代の音楽の虜になるだろう。
概ね、他の方々のレビューや感想が的を射ていると思います。
個人的には正面やバックからの全身立ちショットが好きなので、
その手のページがある本作品は大きくダメ出しするほどでもありません。
ただし、水着のサイズ(布面積)やデザインなど、そろそろエロさを
強めていってもいいのではないでしょうか。さらに広くファン層の拡大が
期待出来ますよ。
あくまで「紗綾は健康美少女路線!」というプロダクションの売り出し戦術や
このカメラマンの力量なら大きなブレイクも無いまま失敗するでしょうね。
パンッと張った肉感的な太ももや豊かな胸。もっと魅力的なショットが
掲載できたでしょうに。何で最近の写真集って、雑誌グラビアよりも
劣ったショットばかり並べて高額で売るのか…?
柔らかい紙の質感が落ち着く図録です。 絵は少ないですが、一つ一つページを開きながら絵を間近で感じることを大切にした本です。 フェルメールを見に行きたくなりますよ。
―「真の音楽とはこのことである。一音で衝撃が走り、次の瞬間には感涙するだろう。」
決してこの表現は誇大ではない。グールドによるウィリアム・バード(William Byrd,1540年?–1623年)「セリンジャーのラウンド」の演奏は至高の名演である。
小賢しい演奏論や音楽論を超えた説得力で現代の我々に語りかけ、その究竟の演奏に触れる幸せを噛みしめることが出来る。
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