NARUTO疾風伝の初のTV版サントラになります。完成度はかなり高いです!聞くだけでアニメの名場面が浮かんできます。買おうか迷ってる人は絶対買いだと思います! とても素晴らしいサントラでした♪♪
以前から対米開戦への経緯と山本五十六に関心を持っていたので、読みました。もっとも、評者は会社勤め人であり、歴史は雑学の域を出ないので、大したレビューになりませんが。。。
対米戦争の準備が確実に政治決定されている一方で、戦争回避を模索し、政治決定を覆そうする試みが、資料を元に、著者の洞察で明らかにされていきます。これまでの多くの研究に比べて、著者の導いた結論が、あるいは研究方法が新鮮なのか、それとも無難なのか、評者には見当がつきませんが、点と点を結んで線を引き、その線の妥当性を検証していく話の進め方に、変な言い方ですが、迫力を感じます。また、文体が語り口調で、歴史に詳しくない読者でも混乱して迷うことがないように配慮されていているので疲れを感じません。
1.戦争回避の動きが、開戦直前まであったことが明らかにされている。なかでも、秩父宮、高松宮という人達の活躍がわかり、名前ぐらいしか知らない世代には人物像を知るきっかけにもなる。
2.戦争回避の試みのなかで、山本五十六が果たした(そして、果たせなかった)役割が明らかにされている(ただし、伝記ではない)。
3.木戸幸一という、今や世間に知られていないキーパーソンが明らかにされている。
戦争体験のない大人の教養書になるばかりか、難局に立ち向かうリーダーシップのあり方を学ぶことができる、いい本だと思います。
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