ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番
一昔前まで、カラヤンのベートーヴェンは、軽いとか精神性がないとか言われていた。
今でも、そういうクラシックファンは多い。
しかし、クラシック音楽をこれだけ身近な「音」にしたのもカラヤンの功績である。カラヤンの音は特に初心者の耳になじみやすい。
最近の、のだめブームで一気に人気の出たベト7であるが、初心者にはまずカラヤンをお薦めする。きっと抵抗なく耳に入ってくるだろう。ベト7の真骨頂は「躍動感」であるが、特に有名になった、第1楽章と第4楽章の躍動感は他の追随を許さないほどの勢いである。きっと聴けば気分爽快になるに違いない。第2楽章のアレグレットは、カラヤン独特の音の厚さで勝負している感があり、ここもききどころのひとつとなっている。
ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~ オリジナル・サウンド・トラック(日本限定盤)
韓国ドラマはあまりよくわからないのですが、
ベートーベン・ウィルス!すっかりドラマにハマってしまい買いました。
自分はクラシック好きということもあり、このサントラはかなり良い印象です。
とにかく心地よい。
どの曲もサントラというよりクラシック曲を聞いているような気持ちよさです。
また「運命」や「Passion」のようにリズムのはっきりした曲もあり、どれもみなドラマにもすごくマッチした曲ですね。
ヴォーカル曲は「僕の大切な人」「聞こえますか」「1人のために」「愛は調べに乗って」「my hummimg」「未来の夢」、盛りだくさんでお腹一杯といった感じです。
23曲目のチャン・グンソクさんの「聞こえますか」も良かったです。
Disc2のほうも劇中使用のクラシック曲から8曲抜粋ということで、ドラマのシーンが目に浮かびます。
どれも印象深い曲です。
個人的に残念だったのはリベルタンゴは劇中で演奏されたオーケストラバージョンが聴きたかった・・・ってことくらいでしょうか。。。
最後に第九で〆るところがさすがですね(笑)。
メインディスク、20Pブックレットはハングル文字(日本語訳付)で構成されています。
ブックレットには「カンマエ」「ゴヌ」「ルミ」の写真がいっぱいです!
第九 ベートーヴェン最大の交響曲の神話 (幻冬舎新書)
ベートヴェンSny.No.9は、1824年に作曲され、紆余曲折を経て同年5/7ウイーンで初演されました(当初はミサ・ソレムニスと第九のプログラムだったそうですが、凄いですね!)。しかし、この第九は演奏時間が長い(長さだけでは、エロイカも相当長い)、最終楽章に歌が入っている、演奏が難しい等の理由で中々再演の機会に恵まれませんでした。しかし、メンデルスゾーン、アブネック、ワーグナー、リスト、ベルリオーズ等は、各々この曲に深い感銘を受け、その再演に努力を注ぎました。しかし、反面ワーグナーは、今日では決して許されない、スコアーに自分の考えで手を加え、演奏したりもしました。
次いで、第九に力を入れたのは、ワーグナーの弟子ハンス・フォン・ビューロー、そして、マーラーです(ビューローに関しては、コジマとワーグナー、マーラーに関しては、第九のジンクスといった面白いエピソードもあります)。そして、第九の日本初演、日本人による初演ということであれば、1924年の東京音大による演奏、日本国内ということであれば、1918年坂東俘虜収容所でのドイツ兵による演奏ということになります。また、大晦日に第九を演奏するようになったのは、ニキシュ、本邦でのそれは、ローゼンシュトックだといわれています。そして、フルトヴェングラーとトスカニーニ、しかし、フルトヴェングラーは、政治的に利用されすぎましたね!また、彼は、再会したバイロイトでも第九を振っています(これが高名なバイロイトの第九)。そして、彼等亡き後の、カラヤンとバーンスタイン。
ウイーン国立歌劇場再開記念で、第九を振ったB・ワルター、ベルリンフィルハーモニー落成記念でのカラヤン、ベルリンの壁崩壊時でのバーンスタイン、1998年長野オリンピックで5大陸にまたがっての第九を振った小澤、そして、本年4/10東日本大震災後第九を振ったメータ(私は、これは鎮魂の為ではなく、人間手を取り合って、希望を信じようという前向きなものとして受け取りましたが)。これからも第九は、人類にとって大きな出来事が生じたとき、そのモニュメントとして、演奏され続けていくでしょう!!
著者の中川さんは、第九の歴史、意義を簡潔に纏め、解り易く解説しています。索引があればもっと良かったと思います。
ソナタアルバム(1) 解説付 (全音ピアノライブラリー)
ソナチネ同様に学んでいくものですね。
どちらも、全曲弾いてないかも・・・。このあたりに到達する頃には、
学業が忙しくなってきます。
ピックアップして使っています。
発表会にもよく登場します。
ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~ DVD BOX I
この作品はタイトル的にあまり興味が無かったんですが、イジアが主演だった為、たまたま無職中だったこともあり毎週放送されているものを見ていました。
見出したら面白く、母、姉もすっかりはまってしまい、すっかりカンマエの虜になりました笑。
テレビでは40〜20%近くカットされていて、展開が急に変わっていたりと納得のいく編集では無かったのでこのDVDは本当に楽しみです☆