シティーハンター in Seoul DVD-BOX1
北条司の『CITY HUNTER シティ・ハンター 全18巻 (コミック文庫)』が原作。
アニメ『CITY HUNTER COMPLETE DVD-BOX (完全限定生産)』の冴羽リョウは正義感の強い、心優しい凄腕のスイーパー(始末屋)だけど、スケベなところをアシスタントの槇村香にいつも怒られている。ところが、この作品では父親の敵討ちをするために(つまり、朝鮮民族特有の概念である”恨”がテーマ)オモテの顔として大統領直轄の国家情報院職員(ネットワーク分析官)をしているし、アシスタントは料理上手なちょっと気弱な年上男性。スケベでもなく、いちずに一人の女性を想う清純派。
こんなに設定が違うのに、「原作 北条司」と言ってしまっていいの?と思ったのですが、原作で冴羽リョウは「幼少期に中米上空で飛行機事故に遭遇したが奇跡的に生存。ジャングルに放り出されたところを某小国の反政府ゲリラ部隊のある村に拾われた。銃の扱いや戦闘においての術はこの頃より培われた。」という設定だそうなので、黄金のデルタ地帯の村で銃の扱いや武術を習得したという設定も含め、ローカライゼイションの範囲と北条司さんは認めたのでしょうか。(無断アイデア盗用でなく、きちんと北条司さんの許可を得た韓国版としての実写化らしい。)
主演は、韓国版「花より男子」で道明寺司役を演じ、一躍スターとなったイ・ミンホ。
学生役しか演じたことがなかったイ・ミンホがドラマ『個人の趣向』に続いて社会人を演じ、しかも今回初めてアクションに挑戦するというのが売りのドラマ。と思っていたら、スピード感のあるドラマに仕上がっていて、一気に見てしまいます。
物語の始まりは、ミャンマー訪問中の全斗煥大統領と閣僚たち一行への北朝鮮工作員による爆破殺害事件(ラングーン事件)。そして、北朝鮮への報復作戦、イ・ミンホ演じるシティハンターが青年になるまでを過ごした「黄金のデルタ地帯」でのシーンと続きます。
そのため、第1話はイ・ミンホが象に乗っているシーンやタイの水上マーケットを走り回るシーンなど海外ロケによる見所満載。日本だったら映画でも予算的にここまで豪華なのは作れないなあ。。。と圧倒されます。圧巻なのは「黄金のデルタ地帯」での銃撃戦と地雷に吹き飛ばされるシーン。こんなのをTVドラマで作られてしまっては、敵わないなあ!
イ・ミンホの相手役の女優パク・ミニョンがアクションを演じて、香港映画的な痛快さを加えています。
助演のイ・ジュンヒョク(『怪しい三兄弟 DVD-BOX 1』の三男)もイ・ミンホのライバル役を好演していてカッコいい。
K-PopグループKARAのク・ハラも演技初体験ながら、わがままお嬢様をうまく演じています。
しかし、なんといってもイ・ミンホの父役を演じたキム・サンジュンの存在感!
『私の男の女 DVD-BOX I』では ふっくらとした体型の彼が、筋肉ムキムキの軍人になっていて、役者魂を感じます。日本ではTVドラマのためにここまで役作りする俳優さんはなかなかいないので、驚きました。
クリスマス・ソングス
Amazon Vine 先取りプログラム™ メンバーによるカスタマーレビュー (詳しくはこちら)
手嶌 葵が歌うクリスマスの名曲を英語で歌ったクリスマカバーアルバム。
ジャズっぽくアレンジしてあり、加えて手嶌葵の透明感ある歌声、
二人っきりのクリスマスに合いそうです。
予約が必要なディナーもイイですけど、自宅で二人だけのクリスマスもアリですよね?
自部屋に手を加えて、照明はキャンドルライトか、間接照明で。
そしてBGMに、このCDを流すと 二人の雰囲気も盛り上がるのではないでしょうか?
ロマンチックなクリスマスの定番になると思います。
“ありがとう”を伝えるならこのビール!【感謝の生12本セット】 「両親が泣いて喜んだ」の声届く!誕生日、結婚式引き出物、出産内祝などに
知人から送られてきたのがはじまりで以来定期的に愛飲しています。
一般的なメーカー品とは異なり独特の味に「こだわり」を感じます。
グッドライフDVD-BOX
素晴らしく心に染みる作品で、涙することが多いのでタオルなしでは見られませんでした。
離婚や病気と暗くなりがちなテーマを前にしながらも、単なるお涙頂戴ドラマに分類されるものではなく、父と息子の愛を主軸としつつ多くのメッセージを含んでいたと思います。
悲しくせつなすぎる展開の中にも、溢れるようなあたたかさがありました。
愛し愛されながら紡ぐ絆。
愛しい人が存在する奇跡。
大切な大切な宝物のような毎日。
キャスティングが非常に良く、とりわけ主人公の澤本親子は実在するのかと思わせるような存在感でした。
反町隆史さんはまさにはまり役で、不器用すぎる父親を時にもどかしく哀しく、時にあたたかく、表情の一つひとつで澤本大地という人間を見事に演じきっていました。
彼の代表作になるのは間違いないのではないでしょうか。
大地の妻は一見勝手な行動をとるかのように思われますが、終盤で夫婦の関係に見せ場があるので、母親の描き方に不満のある方も最後まで見ていただけたらと思います。
息子の羽雲を演じる亜門くんは父親を慕ういじらしさが良く出ており、ラストのナレーションは感涙ものでした。
脇役の方々も非常によい立ち位置にあり、物語を終盤でまとめあげる役目を上手く担っていたと思います。
全体に派手な演出はないのですが、一つひとつの台詞や表情そして空気を、呼吸するように楽しみながら、伝わるものをかみしめる作品だと思います。
またドラマの内容とリンクした主題歌が、必ず秀逸なタイミングで流れるのが素晴らしかったです。
私にとっては宝物のような名作なので、迷わずDVDBOXの購入を決めました。
今後多くの方に長く愛される作品になってほしいと思います。
毒になる親 一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)
今まで、ACについての本やゆるしについての本を読んできて、自分を育ててくれた親なんだからと理屈はわかっても、どうやったら許せるのか具体的に書いてある本は、私が読んだ中にはこの本以外になかった。
私も私の弟と妹も、中学生くらいからずっと人間関係で悩んできてうつ状態になり、自殺まで思いつめたのは、アル中の父親のせいだろうと思っていたが、カウンセラーに催眠療法をしてもらうと、母親に対しての怒りと悲しみの方が強い事がわかった。
自分で子供を持つと、良くも悪くも自分が親から受けたのと同じような事を、言ったり行ったりしてしまう事に愕然とさせられる。これを連鎖させてはいけないと思い立ち、この本に書かれてあるように、母親に落ち着いて聞いてもらう事にしたが、かえってきた反応がまさしく!本に書かれてあったのと同じで驚いた。
もう一度、今度は近いうちに手紙を書こうと思ってはいるが、母親の出方によっては確かに、自分が狂う前に縁を切ったほうがこの毒の連鎖を切れると、この本を読んで確信している。