ブレス オブ ファイア V ドラゴンクォーター
RPGの大作等で、「このボスを倒さなければ世界が破滅してしまう!」的な、壮大なストーリーのものもありますが、
プレイヤーはテレビの前で「ふーん」って感じで、当然の如く他人事なんですよね。
それは、たとえ負けてもやり直しができるし、
また、大変なのはゲームの中の話で、自分には関係ないから。
しかし、本作はそうも言ってられません。
途中で詰まると、そこでゲームオーバーで最初からやり直しです。
なので、ラストバトルなんかも汗でコントローラーびっしょりでした。
「絶対にこの戦いには負けられん・・・」と、感情移入しまくりです。
もはや他人事ではなく、実生活で費やした時間がかかってますから。
例えるならマリオ残機1の状態で毎日コツコツとステージを進めていき、2〜30時間かけてクッパに辿り着いて一発勝負とか。シャレになりません。
で、キャラクターもプレイヤーもくたくたになるような戦いを強いられたあとに見せられるエンディングといったらもう・・・
昔のゲームでは当たり前だった「どんなに進んでも負けたらそこでおしまい」というのが、RPGに組み込まれるとここまで熱中できるとは。
最近の「誰でもクリアできるように作りました」というゲームに物足りなさを感じている人にぜひ遊んでいただきたいです。
苦労に見合ったご褒美が待っていますよ。
BARFOUT! 188 堂本剛
BARFOUTが届いて開封した時、言葉にならないくらい感動しました。
表紙の堂本剛くんが良い〜♪ しかも開くと表紙が2倍に! もうこれだけで「ありがとうBARFOUTさん」です。
対談は読み応えがあり途中でCUTしてないんじゃないと思うほど。
顔だけ3パターンのや、優しい色使いに「いい仕事してるな〜」
すぐに、もう1冊注文しました♪
ピアノ弾き語り 鬼束ちひろ インソムニア
とっても素敵なピアノ伴奏を本格的に奏でられます。
「シャイン」が弾きたくて検索し、購入。
「BACK DOOR」、「月光」なんかもマスターして
ちょくちょく弾き語りしてます。
初心者さんでも♯などの記号が分っていれば、練習してできるようになるとおもいます。
ただ本格的な分、難しめの曲もあるので根性ですね。
練習して出来ないことはありません。
弾けると気持ちいいですよ!
"ONE OF PILLARS" ~BEST OF CHIHIRO ONITSUKA 2000-2010~
新曲が「惑星の森」一曲しか入ってないので
買う価値なしと思うのは早すぎる。
もちろん鬼束ちひろ年表つきの28ページもある
歌詞カード・ブックレットも魅力だけれど、
このベストは本人が関与した初めてのベストだ
ということを忘れてはいけない。
「惑星の森」はあまりに美しすぎ、優しすぎる
バラードで、この曲が存在することによって、
他のすべての曲が、大きな新しい物語として
語り直されていることが、聴いているとわかる。
アルバム曲から、なぜわざわざ「King Of Solitude」や
「Rainman」が入ったのか、鬼束ちひろが
紡ごうとしている、新しい「より明るいシナリオ」の
方向性が垣間見える、単なるベストを超えた、
彼女のアイデンティティーの高らかな宣言。
それが、このベストアルバムだ。
ザ・バックホーンの世界
THE BACK HORNのファン歴5年ほどです。
武道館で購入後、一度さらっと読んで、その後もう一回じっくり読みました。
インタビューが多くて、一度にこんなにバックホーンの言葉が読めるものは他にないので、すっごく嬉しかったです。
1人ずつのインタビューではかなり真面目にそれぞれのバックグラウンドや思いを語っています。
真摯に生きることに向かう彼らが、一生懸命に音楽という手段で表現している、それがバックホーンの音になっているんだなぁ〜と納得できました。
あと、4人のインタビューでは笑える部分もあって、親近感が持てる感じ。意外と普通の感覚もあるんだな、と(笑)。ほかには、100の質問と全曲解説が面白かったです!
キズナというところでは、アシッドマンやゴーイングなどお馴染みの方から、宇多田ヒカルさんとか鬼束ちひろさん、「BLEACH」の作者まで幅広い人のコメントあり。私的には、「アカルイミライ」の黒沢監督のコメントに感動!
この本を読んで、自分がどうして、こんなに彼らの音楽に引かれてしまうのか、
その理由が少し分かった気がしました。