君に届け 13 (マーガレットコミックス)
☆4つにさせてもらいます。
今回は風早家訪問と修学旅行が主な話。
風早＆爽子はまあ相変わらず初々しく、ラブラブです。
もし、普通のカップルだったらつまらなくなっちゃいますね。
しかし、この2人だからこそ飽きられないってのもあるんでしょうね。少しのことでもドキドキしたり、こういう初々しい気持ちって大切ですよね。
まあ、爽子も普通の子になってきた気もしますが･･･
前巻の黒沼家訪問のときもそうでしたが、今までの話で語られてない主人公たちの普段の近所付き合いとか家庭での雰囲気などを垣間見る些細な描写があったりと、作者の方はキャラを構築するのが上手いです。
風早家訪問は黒沼家訪問以上におもしろかったです。
それより今回良かったというか、話を盛り上げてくれたのは準主役のメンバーではないかと思います。
特にちづと龍
龍は順調な風早くんに触発されたのか、海辺でちづに大胆な行動をとったりと普段よりちょっと強引な感じだったり、
それに対して、ちづが徐々に今まで「幼馴染」というレッテルを貼ってた龍との関係に少なからず何か違和感を感じてきたり…
何気に気になってたサブキャラのアンディーと結衣ちゃんの恋の行方が見れたり･･･
やのちんにも･･･
さらに今巻に新キャラ茂木くんが登場します。まだまだ彼は謎だらけです。茂木くんがどう話をかき混ぜてくれるものか。。。
また、爽子やちづの心配ばかりで、人の恋愛には積極的なやのちんの今までの語ってこなかった面が次巻あたりにクローズアップされるのかなと思われます。
このように今回は準主役の人達の気持ちや関係が大きく動き出した巻だったと思われます。
まあ、「君に届け」の本題は風早と爽子の気持ちの疎通ですが、主人公2人だけでなく、爽子の周りの人達の「君に届け」という自分の気持ちに素直になるという意味合いもあるのかなと思いました。
そうなると、個人的には次巻は爽子＆風早のラブラブな話はおまけになり、主に準主役たちの動きが楽しみになりそうな気がしてしまいますがね(^―^;)
君に届け 14 (マーガレットコミックス)
風早くんと爽子の話は１回読んで読んでる自分が恥ずかしくなって、２回読んでも恥ずかしかったです(笑)
風早くんと爽子可愛すぎるだろうよ…！！！
この２人進展してほしいけど進展してもこの初々しいままでいて欲しいですｗ
とにかく可愛い。
可愛すぎる２人です。
今回千鶴とあやねですね。
龍が大好きなんで千鶴とちゃんとくっついて欲しいんですが…千鶴の気持ちの変化がこれからどうなるのか楽しみです。
龍カッコいいよ、龍。
あやねは切なすぎますね。
「自分から好きになる恋がしたい」っていうのが凄く伝わってきて切なくなりました。
展開的にピンかケントなんだろうな〜とは思うんですが(ジョーとかはないだろうｗ)どうなんだろう。
個人的に言いたいことズバっと言ってくれるけどちゃんと大人なピンと大人びてるけど本当はすがったり甘えたりしたいんだろうなっていうあやねのコンビが好きなんですが。
（あやねが「今までちゃんと好きになった人いた？」っていう質問に「いたよ」って即答するところとかたまに「ピン格好いいな！大人だな！」って思うので）
読んでて毎回思うんだけどあやねは一番今時の女の子ですね(くるみちゃんもだと思うけど)
爽子とか千鶴みたいなのはなかなかいない。
あやねの気持ちは同じような年代の女の子は凄く分かるんじゃないでしょうか？
あやねの部分は読んでて切なくなりました。
もう既に次のコミックスが待ち遠しいです。
少女漫画って展開がゆったりなのがたまに読んでたり「え？まだここなの？」みたいに思ってしまう部分も多いんですが、君に届けも確かに展開は遅めだけど１話１話が面白い。
次のページめくるのが楽しみです。
だから多少ゆっくり展開でも許せる。でもまぁ、早く続き読みたいですけどね！ｗ
