
嫌われ松子の歌たち
劇場で観ました。
音楽がステキ!!!
という訳で、すぐに買ってしまいました。
ま〜げて〜のばして〜♪
子どもバージョン、大人松子バージョンの両方を聴けていいです。
Happy Wednesdayを歌いながら、家事をすると、テンション上がってきます。

嫌われ松子の一生 愛蔵版 [DVD]
頭が良くて不器用、一途で最高に男運の悪いひとりの女の悲惨極まりない物語を、過激なバイオレンス、カラフルなポップス、懐かしい童謡迄も散りばめて、明るくノスタルジックなミュージカル風に仕上げた極彩色の「中島ワールド」に脱帽です。
只過激なだけではなく、心の暖かさ、素直さ、勇気、そして家族の絆の大切さがしっかりと描かれています。
元教師の松子が、どんなにボロボロになっても最後迄正義感と優しさを忘れていなかったラストシーンは最高に美しい。
女子高生から中年男迄が共に感動し泣ける?映画は滅多にありませんが、本作品がそれでした。
中島監督の作風は、見る人によって好き嫌いが分かれるかもしれませんが、今年の邦画、出色の一本だと思います。

女が嫌いな女 (文春新書)
週刊文春企画の1,000人アンケートの集大成ということだそうです。
『女が嫌いな女』というインパクトの強い
タイトルに惹かれて購入しました。
第一章では女性が嫌いなタレントさんの順位が、
5年分掲載されていましたが、
けっこう男性からも同意見が得られそうな
ランキングかもしれませんよ。
あとは嫁VS姑、上司VS部下、教師VS親、客VS店員と
興味深い企画が続き、けっこう一気に読めました。
しかし、最後の方の章までくると、
世の中って…けっこう大変…と気分になってきて…

EARTH
批判的なレビューが多いのでびっくりした。
元気を出そう、愛ってすばらしい、きみがいるからぼくもしあわせ、のような歌詞が連ねてある歌も「幻の命」のような歌も結局は同じだと思うのに。
それを偽善と捉え嫌悪感を抱き否定するか、満足して憧れ肯定するか、真実をどちらか一面で一方的にしか見られないなんて、いいニュースしか聞きたくない、俺は常に前向きサクセスフル、お金や愛情は歓迎だけど貧乏や陰鬱なことは価値がない、みたいに不自然。
中二病的歌詞が受け付けられないと仰る方には、中学生という時代は無かったの?
人生や幸福に懐疑的になるときはないの?
勇気付けられる陽性メッセージのある歌は、すばらしい。
でも理想の世界を疑うこともなく、ただ信じているの?
きれいでポップな音楽性の高いメロディに乗せて、さらっとこういう詩を歌ってしまう「世界の終わり」はすごい。
決して幼稚ではない。

いきなり婚約者のことが嫌いになりました。――「発言小町」100万人の女の本音 (ヴィレッジブックス)
あっという間に読めました。でも、電車で読むのは要注意です。
げらげら笑ったり、うるうるしたりで恥ずかしいことになります。
とくに『妻がひげを剃ってくれません』は爆笑です。
ちなみに妻が夫のひげを剃ってあげないのではなく、
妻にひげが生えていて手入れをしないという話。
タイトルの『いきなり婚約者のことが嫌いになりました。』は、
とんでもない「俺様」オトコとたたかう女性の話。最後はすかっとします。
『愛している」と言ってみた』もおすすめです。
読んでるうちに何だか結婚したくなりました。
14本では少ない気がしたので、★4つです。