想い出にかわる君 ~Memories Off~
レビュータイトルと星の数が矛盾してる理由なんですが、この作品はかなり良いと思います。カフェを中心に皆で楽しくやってる。だけど一人一人が何かを背負って生きてる。このあたりは現実と共通してると思うから共感できた。女の子のキャラクターだけでなく男キャラクターも際立っていて、ゲームというよりもテレビドラマを見てる感覚です。でも一人一人に設定されてるストーリーが重いので、エンディングを迎えても気分が暗くなってしまいました。基本的にキャラクターに感情移入しない人は問題ないと思うけど、涙もろかったり、話にのめりこんでしまいやすい人は重い気分になってしまうかも。話が良いぶん逆に重い気分になってしまった。良い意味で。
Second to None
シングルで出た曲の、カップリングも入っていたのはシングルも買ったので少しショックだったけれど、
それぞれの作詞・ソロ曲があり、曲にそれぞれの個性が出ていてすごくいいと思う。
「月夜」はピアノの伴奏がシンプルで、二人の声の息遣いまで聞こえるようでとても良かった!!
アルバムの中に感じの違う曲があって、最後まで飽きない感じでいい。
花さか天使テンテンくん 感動セレクション 4 (集英社文庫 お 72-4)
90年代末期に登場した児童漫画で、アニメ化もされた人気作。
2000年に入り、人気も落ちてきて打ち切りという形で連載終了となりました。
本作の描き下ろし作品「12年後の花さか天使テンテンくん」は実際に「12年」の月日が流れてから
執筆されたもので、主人公のヒデユキほかのメンバーも12歳年をとっています。
内容については、最終回後に本当のサイダネを見つけた二人についてが
メインとなっていますが、驚くべきは12年も経っているのに
全然画風が変化しておらず、直前に収録されている最終回から
自然と読むことができるというところです。
最終回についてのエピソードも作者自身が触れており
「本当の才能が小説家」と閃いたものの、それではテンテンとヒデユキが不幸になって終わってしまうのではないか
と考え、サイダネは結局明かされないものの、二人にとってのハッピーエンドがあの形であるとしていました。
今回の真の最終回はそれを踏まえて、ヒデユキはサイダネを見つけたが
まだ「才能」は見つけていないというオチになっています。
果たして、本当の彼の才能とは?
24年後のテンテンくんで会いましょう(笑)