ピーことば―ピーコの言葉
表紙にあるように、
「ハッピーなオバサンになりたければ、お読みなさいっ!」
…まったくその通りで、ピーコさんならではの語り口で生き方をしゃんとさせてくれる言葉や対談が載っている本でした。
この本は、30代後半からの女性にオススメします。
もちろん、ピーコさんのファンのかたにも!
RAILWAYS [レイルウェイズ] 豪華版 トミーテック鉄道コレクション特別モデル付き [DVD]
自分は43歳。
家族のためだけに働いています。
でも日常は戦いの日々。精神科にも通いながら一日一日を乗り切っています。
そんな境遇だからこそこの作品を心から感情移入して鑑賞しました。
奇しくも自分も列車の運転士を夢見ていた身。
でも両親に反対され今の道へ。
正直、後悔しています。
家のローン・子供の教育費・・・現実を直視すると、自分には今の道を外れる勇気はありません。
でも、この作品は可能性と一抹の希望を私に与えてくれました。
こんな生き方もあるのかなと。
現実逃避かもしれませんが、本作を見ながら生きる希望をもらいました。
本当に自分のやりたいことが何だったのかを二十数年来考えさせられながら・・・
太宰治作品集
値段で購入を躊躇っている皆さん、その気持ち分かります。
私もさんざん悩んだ挙句「1CLICK」をクリックしたときは、
「やっちゃったかなー」と思いましたもの。
でも、聴いて納得。これは値段以上の価値がありますよ。
いなかっぺいによる津軽なまりの朗読も聴きごたえたっぷり。
「畜犬談」「きりぎりす」「皮膚と心」「葉桜と魔笛」などは、
小品だからと安易に選ばれたのだろうと思ってあまり期待せずに
聴きましたが、なかなかどうして。まったく聴かせます。
「畜犬談」なんかはそのまま落語としても通用するのでは?
岸田今日子による「ヴィヨンの妻」、
奈良岡朋子の「斜陽」全編朗読は、まさに贅沢なひと時。
名優たちが自分のためだけに朗読してくれる、
特別な時間を満喫することができました。
証人の椅子 [VHS]
最高学府を出てキャリアとなったエリート官僚こそが国家の代弁者である。その国家の代弁者が間違えるわけがない。今でもそう考えている官僚がほとんどだから、少しぐらいのチョンボでは絶対に謝ろうとしないのではないのか。現在の恐怖政治はこの「自分たちは正しいという意図せざる無謬性」からほとんど生み出されるものだ。開口健の原作に基づくこの映画は、現実にあった冤罪事件を題材に、正にそうした構造から生み出される恐怖の実態に、初めて深く切り込みを入れたことで映画史上空前の作品となった。山本薩夫はそれまで、左翼思想の持ち主として、労働者の階級闘争を代弁する映画ばかりを撮っていると思われていたが、この映画で取り上げた題材は当時はむしろ社会主義国でこそ問題となっていた事象だった。
匠の世界 金工 2 刀剣:月山貞一、刀剣:隅谷正峯 [DVD]
今は亡き昭和の刀工二人、人間国宝月山貞一、隅谷正峯の鍛錬方法は1度は見たほうがいいと思う。隅谷正峯は自分の信念として一人打ちを行い、自信の現れか見事な古刀を蘇らせる方法は見るに値する。一方、月山貞一は伝統の彫りを刻む技は見事としか言い様がない。様々な刀工の玉鋼鍛刀を見てきたが、この作品が一番良かった。