NHKアニメーション 「ツバサ・クロニクル」 オリジナルサウンドトラック Future Soundscape I (通常盤)
オープニング・エンディング曲以外にも作品中で使用されているヴォーカル曲が沢山収録されているのがよかったです。
ただ制作上の意図により何曲か歌詞が掲載されていないのは残念でした。
全ての曲に存在感と華やかさがあり、ツバサ・クロニクルの世界を満喫することが出来ました。
ツバサ(27) (少年マガジンコミックス)
また少し『ツバサ』を読み進めるのに間があいてしまったのですが、
そろそろクライマックスが近い、という激しい展開を楽しめました。
気がつけばサクラと小狼と「容姿の似た」人達が色々と混ざり合って
少し混乱してしまいました(笑)
しかし色々と思わぬ展開でしたね。かなり斜め上をいく作家本人でないと
予想し得ない展開というか。
私としては長期シリーズもので、作品の展開の意外性を求めるあまり
当初の作風を無視してあまりに突飛な展開に持ち込む作品はあまり好きでないのです。
読者として、悪い意味で振り回されているような印象を持ってしまうので。
ただCLAMPさんのお話は、多少強引でもそれを魅力として読者に伝えられる
要素があるのは凄いことだな、と前から思っています。
やはりキャラクターひとつひとつを愛されているからでしょうか。
王道の決めゼリフが似合うのもまた魅力のひとつです!
砕け散ったと思われたウツシミの二人も次元の魔女の前に現れて、と様々な
急展開でした。
幸せになってほしいと願うばかりです。
「ツバサ・クロニクル」 オリジナル・サウンドトラック Future Soundscape II(通常盤)
凄くよかったです。
Iの方は、ボーカル曲が比較的少なかったのですが、これにはたくさん入っていて、とても満足!
牧野由依サンが歌う、「ユメノツバサ」や、FictionJunction KEIKO が歌う、「風の街へ」など、豊富でした。。
ぜひ買ってみてください!
以上皆瀬綾乃のレビューでした!
ツバサ(28)<完> (少年マガジンコミックス)
一度読んでみて感じた事は、何か納得出来ない終わり方。しかし、3、4回と読み返して見ると、この最終巻に納得出来ると私は思います。
正直小狼とさくらが2人ずつ出てきた時点で、どっちがどっちなのか、話もこんがらがってきて、訳が分からないという気持ちでしたが、最後まで読んでみて、あぁこういう繋がりなのかと思ってから、また読み返すと、とても良い終わり方なのではないかなと思います。
最後の小狼の選択も、もう一人の小狼とさくらの未来に希望が持てる想像が出来て嬉しくなります。
なんだか暗い展開だっただけに、未来が明るく前向きな終わり方をしていることが私はとても嬉しかったので、☆4つです。
−☆1つなのは、ホリックと連携しただけに両方読んでみないと話の全部が理解出来ないという点でしょうか?