THE STORY BOOK OF『シーサイドモーテル』
映画「SEASIDE MOTEL」のノベライズ版。周りは山ばかりなのに名前が「シーサイド」という汚いモーテル。全ての部屋に飾られた南の島の海辺の写真だけが、そのホテルの「シーサイド」なのだと、本の著者は言う。最後まで読み進めると、実はこのモーテルが、数人の登場人物にとって、本物の美しいシーサイドへと続いていることが分かる。映像と違って人の内面に焦点を当てられるのが文字言語のいい点だが、この本はその利点を最大限に生かし、映画にはない心情描写が適度に織り込まれている。
彼女たちの時代(1) [VHS]
7年か8年前にTSUTAYAでビデオを借りて見ました。いろいろ考えさせられ、共感出来る。素晴らしいドラマです。
深津絵里が出てるドラマで一番好きかも知れない。きらきらひかるも良いですが。
TSUTAYAからビデオがなくなった為、彼女たちの時代を見るすべがなくなってしまいました。
どうかDVDを発売して下さい!たくさんの人に見てもらいたい名作です。
彼女たちの時代(2) [VHS]
このドラマが放送されてた当事私は16歳でしたが、
深美、千津、次子、3人の26歳の女性達の友情に
憧れてました。大人になってからの友達って何か
いいなって思わせてくれるドラマです。
自分が26歳になったらもう一回見てみたいです。
ぬくぬく [DVD]
いいねえ、温水さん
ねこってさ、なにか温かいものがある人のところに寄ってくるって聞いたことあるけど
そんなふうな雰囲気を感じさせられました
自分も容姿は温水さんにちょっと似てるんだけど、このDVDみたいに、
温かくてのほほんとした感じがあったらいいなと思わせてくれるような作品でした
彦馬がゆく (PARCO劇場DVD)
amazonのユーザーの皆さんに朗報です。(株)PARCOから発売されているパルコ・プロデュースによる三谷幸喜の一連の傑作舞台ライヴが、DVD−ROMとのコンテンツではありますが、当amazonでも購入可能となりました。
今や演劇界のみならず、映画、テレビ、出版と八面六臂の活躍を見せる三谷ですが、彼は劇作家ゆえ、その真骨頂は、言うまでもなく舞台にこそあります。
東京サンシャイン・ボーイズ時代から、その舞台を追い続けている者として、いつも感心するのは、ほぼ毎年打たれる新作が例外なく面白いと言う事実です。
今回、amazonで購入出来る作品群は、三谷がテレビや映画の媒体でも成功し、広く世間にその名を知らしめてからの作品ばかり。
チケットを取るのもひと苦労なその作品群を殆ど総てライヴにて鑑賞し、またDVDも所有しているコアなファンとして、関心を持たれる方に、どの作品からご紹介しようかと考えた挙げ句チョイスしたのが「彦馬がゆく」です。
江戸末期の浅草、当時としては画期的な写真撮影を生業とする神田写真館の人々。
家長の彦馬(小日向文世)に妻の菊(松金よね子)、長男陽一郎(伊原剛志)、次男金之介(筒井道隆)、それにひとり娘の小豆(酒井美紀)からなる賑やかにして微笑ましい名もなき一家が目撃する激動の幕末期。
写真館だけに、時の有力者たちが相次いで訪問。その顔ぶれも、坂本龍馬、桂小五郎、西郷隆盛、高杉晋作、伊藤博文、近藤勇、つまり、その後の“歴史”を作った錚々たる面々。
幕末を動かした偉人たちが右往左往する全5幕。計3時間半にも及ぶ長編です。
とにかく、三谷らしい軽妙な台詞の応酬とテンポ良い展開が絶妙。
幕末から明治維新を疾風の如く駆け抜けた偉人たちも、三谷の手に掛ると、どれもデフォルメされるだけではなく、極めて人間的なキャラクターと転じます。
その滑稽さと情けなさ、でも、みな愛すべきひとりの人間として描かれているんです。
温水洋一の西郷隆盛、梶原善の桂小五郎なんて、そのキャラ像だけで、笑いがこみ上げてきます。
NHK「新撰組」とはまた違う三谷流幕末ドラマ、大いに笑わされながら、時代の濁流にのみ込まれながら、幕末を生き抜いたのは偉人たちばかりではなく、庶民もまたそれぞれに強く生きていたとの思いを感じさせます。
「それでは、人生で一番愉快だった日の事を思い出して下さい」
「メリー・クリスマシ!」
「左から〜、ひとり置いて、〜」
ご鑑賞された方たちなら思わずニンマリしてしまう事請合いの数々の名セリフと共に、三谷の傑作舞台をどうぞお楽しみ下さい。
(付記)今商品ソフトは、飽くまでDVD−ROM版ですのでお間違えのないように!
DVD版を購入したい方は、PARCO通販にて可能です。