おざなりダンジョンTACTICS5 (CR COMICS)
いよいよ佳境です。
二十年以上続く物語も大詰めが近づいてきてるようです。
この話を読み続かさせてくれる作者に、
そして関係者の方に感謝を捧げさせていただきます。
それでは、一つの時代を築いた傑作ファンタジーを楽しみましょう。
おざなりダンジョンTACTICS③ (CR コミックス)
1巻2巻が、おざなりダンジョン「タクティクス編」としての「ゴンドワナ・ローレシア・バンデットカフェの三つ巴」が続いているのであれば、
3巻は待望の番外編ですね!全盛期のおざなりに近いテンションですね!
絵が心なしか安定してきている気がします。タクティクス1巻のときは線が不安定な気もしていたのですが。
旧おざなりダンジョンでは、こうした、本編とリンクしつつも大筋のシナリオに直列していない話がたくさんあって楽しかったので、今回の3巻はとても嬉しいです。内容については、まだ読んでいない人のため、例によって省略しますが、ラストの方の222ページと223ページの〆のセリフを見て、「今回も読んでよかったなぁ!」「モカのように生きたいなぁ!」と強く思いました。
今回の話はよくある「〜〜宇宙」ネタなので、途中まで読めば、すぐに展開が読めるとは思うのですが、ラスト直前の展開の数ページも、番外編のお祭りとして、長年の読者は絶対に喜ぶと思います。また、その他としては、ほんの僅かなシーンで、キーパーソンである「例の盾」の人の近況も少しわかってしまい、寂しいのか、悲しいのか、いずれ来る物語の終わりで、懐かしの初動キャラである彼女はでてこないのかもしれない……、と思うところもありました。
番外編としても、本編へのリンクとしても、最終ページのギリギリまで盛り上がる、十二分に楽しめる巻でした。続刊を期待して行きたいと思います。
追記
タクティクス3巻があまりに楽しかったので、レビューを書いた後、改めて、旧おざなりダンジョンからのすべての巻を買い直しました。これで我が家のおざなりダンジョンは4セット目になります。CRコミックス化されたときは既に3セット持っていたので、さすがに新版はスルーしたのですが、タクティクスという完結編を前にして、最終版とも言えるCR版の旧おざなりダンジョンも欲しくなってしまいました。数あるファンタジー漫画の中でも、最も個性的な漫画の1つとして大好きです。タクティクス3巻が今日届いて何度も見直しましたけど、やっぱり面白いですね。
おざなりダンジョンTACTICS④ (CR COMICS)
この歴史的傑作がせめてアベルやナーガとの話の決着まで、無事続けられますよう、
関係者各位、よろしくお願いします。
読まずに終わるのは耐えられません。
みなさん、頑張ってください。お願いします。