カラー版 トレッキングinヒマラヤ (中公新書)
著者夫妻はアンデスや奥アマゾン、アタカマ高地など南米をフィールドにしてきたことで知られている。しかし、ヒマラヤにずっと憧れがあり、トレッキングに向かったのだという。
本書は、日本の中高年向けのトレッキングの入門書として書かれたもので、同時に実際の紀行文にもなっている。
「エベレスト街道」をたどる旅を語りつつ、日本での事前の準備、費用、高山病について、ポーターとの関係、トイレや宿泊といった入門的なことが示されていく。紀行文を楽しみながら、勉強にもなるといったつくりだ。
カラー写真も多用され、トレッキングの気分が味わえる。
ガチャピン☆ワールドツアー vol.2 ヒマラヤ~ダンテとヒマラヤにチャレンジ~ [DVD]
特にガチャピンファンではないのですが、「着ぐるみがヒマラヤ登山」という斬新さに惹かれて購入。期待を裏切らない素晴らしいDVDでした。
最初は地元の人とかに囲まれたりして和やかな雰囲気なのですが、山を登るにつれだんだん口数が少なくなるダンテ(ソフトバンクCMの「お兄ちゃん」)、そしてガチャピンがしょっちゅう疲れてる様子なのがリアルです。ガチャピンが酸素吸入(笑)、そしてダンテに高山病の症状が…!
正直、ガチャピンはどこまでチャレンジし続けるんだという不安を覚えますが、このチャレンジは感嘆の一言です。子ども番組ですが、大人も楽しく観れますよ!
あと、幼児を脅さない程度に、山の怖さみたいなのも織り込んであるところがいいですね。山登りは簡単じゃないですから…。
ヒマラヤ聖者の生活探究 第1巻
初版(英語)は1935年となっています。以来、11カ国語に訳され、世界中で密かに読まれ続けてきています。この本の内容は、著者らがヒマラヤの奥地で大師方(イエスやブッダを含む)と直に接し、様々な教えを受けたり、様々な事態に遭遇したそのドキュメントおよび教えをまとめたものです。ここに書かれている内容を事実として受け入れるか否か、それはもちろん自由ですが、その深遠さ、崇高さ、至高の精神性、霊性は、他に比較できるものが見当たりません。私はこの本(日本語版・英語版)を何十回も読んでいますが、読むたびに新たな発見があります。人類にとって永遠の書物とはこのような書物を言うのでしょう。
ヒマラヤの秘境・ブータン王国~日本人の源 [VHS]
通常であれば2日程度のトレッキング行程を「5日」としたり、単なる誤りなのか承知の上でなのかは不明であるが、解説に疑問点(事実とは異なる)が多々ある。
しかし、ブータンのいろいろな面を欲張って紹介している映像そのものは多彩である。
特に、日本のTVでは紹介されていなかった南の少数グループ、ドヤッパの映像は、ブータンに関心のあるむきには必見モノ。
映像は「星5つ」、解説は「星1つから2つ」、総合点で「星3つ」