Daylight-朝に光の冠を- (B’s LOG Comics)
PCゲーム『Daylight -朝に光の冠を-』のコミック単行本です。
ストーリーはゲーム真エンドとは多少異なっていて、ゲームコンプした方も楽しめます。
ユース!がカッコイイのは相変わらずですけど、
ルカー!ゲームより断然男前だよー!はい。
単行本1冊で完結しているので、ゲームでの細かな設定はかなり省かれてますが、
ちゃんとひとつのお話としてまとまっていますね。
あと、なんといっても、坂本先生の絵がすばらしいです。
美麗なカバーからわかるように絵の綺麗さもさることながら、
漫画ならではのデフォメ画がでてきて、重くなりがちなお話の中でもほっとできます。
ユースのデフォメはシリアスとの落差が大きくて和みますわ。
書き下ろしやカバー下の表紙、裏表紙にいたるまで、
Daylightがてんこ盛りで大満足の1冊です。
Daylight-朝に光の冠を- (B’s LOG Comics)
the very best of gut years 1994-1997
こういう企画ものアルバムは好きではありません。知らない人がベスト版から入っても結局はほとんどカブって無駄になるし。1996、スムーチー、スイートリベンジなどたいした枚数ではないので一枚ずつちゃんと聞いた方がいいと思います。
Bloody Heaven (B’s‐LOVEY COMICS)
この方の作品は「ゆらふるべ」「BEHINDMASTER」以来で、元々とても絵柄が綺麗な方だと思っていましたが益々上達なさっていて驚きました。男性の体のラインの描き方がエロくて素敵です。この本で坂本先生と自分の趣味が合う事が良く分かりました。
BLではそんなに珍しくない吸血鬼モノですが
攻(銀髪の方)→ドS・敬語・眼鏡・ツンデレ・ヤンデレ・吸血鬼なのに吸血鬼ハンター
受(茶髪の方)→自称平和主義・マイペース・不思議ちゃん・吸血鬼なのに保険医
と、キャラ設定はブッ飛んでました。血が飛んだり結構グロ描写も多いですが、この2人が会えばとりやえずヤるのでエロ度もかなり高いです。主役2人の心情が良く分からない箇所もありますがそれを上回るマニアックなプレイ(ピアス、バ〇ブ、尿道責等)を見てたらどうでも良くなりました。攻も受も中々良いキャラしてるんですが私は受に大嵌りしましたよ〜。
この受の蛇ノ目先生が短髪・眼鏡・白衣・攻より長身・男っぽい美形なのに一人称が僕で敬語と、自分の中でどストライクです。普段はぼーっと死んだ魚みたいな目をしているので濡れ場でも冷静なマグロなのかと思ったら、どっこい泣いて喘いで乱れて正に理想の受でした。
攻のハルトも腹黒い事を色々考えてるけど所詮は受にメロメロな孤独で不器用な可愛い奴です。終盤でリバらないかとハラハラしましたが杞憂に終わって良かった…。
ハルトが蛇ノ目の身体を嫌がらせで切断するスプラッター描写がありますが、直ぐに再生しますし特に深刻なシーンではなくむしろプレイの一環の様なので自分はセーフでしたが苦手な方は注意です。
又、受が誰かを本気で愛したら死ぬ、という設定なのでラストはほぼ相思相愛だとは分かるものの攻→(←)受な状態だったたので、もし続編が出たらハッピーエンド前提で無事に恋人同士になった2人が見たいです。
維新恋華 龍馬外伝 公式ビジュアルファンブック (B's-LOG COLLECTION)
ファンは買ってください。
紙で見るのも一興です。
他では絶対読めない河上さんの小説もいい!
これで幕末のゲームは終わりなのかなあ。寂しい・・・
コーエー定番シリーズ 維新の嵐
“維新の嵐”はその名の通り、日本幕末期の志しある一人の若者(中年)として日本の各地を駆け巡るゲームです。自分が選ぶ主人公(坂本竜馬や土方歳三、松平春嶽、井伊直スケなどなど)によって思想(倒幕・勤皇・攘夷)を広め、平和的に日本の夜明けをみることが目的です。ですが、表題にもあるように、旅の途中刺客に狙われ一騎打ちのような場面もあれば、プレイヤーの思想を変えてしまうような舌戦的な場面にも出くわします。同社三國志の10をプレイした方ならなんとなくでも理解してもらえるかもしれません。基本的に大袈裟な“戦(いくさ)”は無いに等しいですが、竜馬のような郷士(低い身分のサムライ、下士)でもお偉方(島津久光クラス)と親睦を深めれば、○○軍の出動要請だってありえます。その状況は結構最悪で、相手を説き伏せなかった結果ですからなるべく脅しで利用し、それでもダメな場合はもう開戦しかありません。京都御所方面に兵を差し向ける!なんてのもカッコイイかもしれませんが。途中にも書きましたが、暗殺の魔の手がのびてせっかくの同志が死んだり、自分も含めていつしか違う思想になっていたりするので注意が必要です。勿論、歴史イベントもあるので日本初の株式会社“亀山社中”や“海沿隊”なんてのもつくれますよ。全体的に同じことの繰り返し、今で言う作業感があるかもしれませんが、当時の歴史上の人物や時代の流れを知る上では大変忠実に再現されていますので貴重な参考資料となるのは間違いないです。ハイ。