不条理な娘への暴力と、娘の気持ちを思いやる事のできなかった父親。
心を閉ざした娘への思いから、許されない暴力者への復讐心へと変わって
いくドラマがいいです。
勘違いから5人の若者と出会い、素手での復讐に向けた父親+5人の若者
でもトレーニング。会社を休んでまで遣り遂げようとする父親像には驚嘆
に値します。
3巻あたりで主要キャラも揃ってきてこれからいろんな展開が
あるのかと期待していたけど、結構あっさり4巻で完結なんですね。
あー、もう終わっちゃった、って感じでした。
3人(片瀬・蓬田・篠原)にも愛着がわいてきた頃だったので
ちょっと寂しいですね。
もうちょっと展開引っ張って10巻くらいまであったらな。(無理?)
ストーリーは、青春時代にバンドをやったことのある人なら
共感できる内容で、WEEZER、くるりなど劇中に出てくる選曲は
私好みだったので想像しながら読めてよかったです。
WEEZERの新作とのコラボで初めてこの漫画を知って読みましたが
女の子が読んでも楽しめると思います。
青春時代にバンドやってる男子に憧れた経験があればヒロインに
感情移入できるかもしれません。
のタワゴト(ウワゴトともいう)でっす。あのね、杏里ちゃんがめちゃカワイイの。でもね、読み進めるうちに、ありすちゃんもイイなって、かぁーいいなって思っちゃったんでしゅ。つか2巻はまだかええ!コラァ!(バッドはいった) それにしてもレディーザザである。
泣けて笑えるって、漫画のようなエンタメものには絶対要素。 最近には無い、かもしんない、そんな要素が詰まってます。 オススメするとです。
主人公タカオはアマチュアバンド「タトラ」のドラマー。 そして、タカオは高校二年生で青春真っ只中。 思春期の少年には様々な想いが同居している。 そんな青春の日常の1ページが切り取られた作品。 プロに絶対なってやるという意気込みまでないが、バンドは楽しい。 そのバンドの活動のために、バイトをしているから極貧生活。 好きだった娘がギャル化して、彼氏ができた。 友達同士が付き合うことになった。 他のバンドのお姉さんとSEXできるチャンスがあったけど童貞で失敗した。 周りが変わっていき、自分も変わらなくはと思うが、マイペースでも良いと思う。 自分も変わっていき、喜びながらも、それがどうしたとも思う。 そんなタカオの思春期の心境が読者に高校時代の青春を思い出させます。 川崎先生がタカオを通して読者に伝えたかったこと、 それは、 人は自分の成長に追われ、 周りの人が、どのように成長しているかはほとんど知らない。 知らない、 ということだけ人は 知っている ということだと私は感じました。 皆さんも本作で甘酸っぱい青春の扉をもう一度開いてみませんか?
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