作者の安田弘之の代表作はショムニであることはマンガ好きなら誰もが知るだろう。 「ちひろ」は代表作ではないが、OUTでLOWな女性の魅力を独自の視点から描く、 彼の真骨頂が如何なく発揮された最高傑作だと思う。 主人公・ちひろはファッションヘルスのNO1風俗嬢。 本作では「なぜ風俗で働くのか」「なぜ客を好きになるのか」「なぜ生きるのか」という、 主人公・ちひろ自身が感覚的に抱えている内面の衝動を、 マンガという場を借りて安田弘之がじっくりと描ききっている。 私はここら辺の客との関係性の描写を読むたびは、 一見、全然関係ない映画「Killing Zoe/キリング・ゾーイ」を連想してしまう。
マンガや映画では、表面的に語られることが多い客と風俗嬢の人間関係や、 心が動いていく様が 湿っぽくならず、丁寧に、リアルに、 そして分かりやすく描かれており、 キャバ嬢、風俗嬢などを口説こうとしている男性なら、 参考書としても大変役立つ一冊だと思う。
ちなみにこの作品に登場するヘルスの店長の言動、行動は、 いつも男を磨く参考にさせてもらってます。
環境史という、気象学・考古学・経済学といった、自然・人文・社会の
学問分野横断的なまったく新しいアプローチで、我々に新たなパラダイムへの転換を迫ります。
それによると、文明は生まれたときから環境と戦っており、それは今でも続き、
しかもその戦いはますます激しくなっているということになります。
さらに後半では、現代文明の基礎となり、我々が常日頃からその恩恵を受けている、
近代西欧文明がいかに環境に対して多大な負荷を与える性質を持った文明であるのか
ということが、一部感情的にもなりながらも滔々と述べられます。
どうも本書を読む限りでは、早晩この現代文明社会は環境の壁にぶち当たり、
大転換を迫られることになりそうです。
環境史という視点がないと、100年以上のスパンを見据えた温暖化問題も
エネルギー問題も南北問題も経済成長問題も、論じることはできないのです。
紺野さんはいつでも制服です。 でもたまにやる気のないコスプレをしたりします。 そんな紺野さんばかりの、たのしいフェチ漫画です。
寿司ネタを色々なタイプに女子に擬人化したのは面白かったです。
ネタ種類で話が切ない話だったり、オシャレをテーマにしたり…など
ネタに沿って話が展開してしていくのでいいです。
個人的には玉たんの会が好きです。
色々な漫画家の方が書いた鉄道旅行記ですが
読んでみて本文もさることながら、漫画家たちに同行
(というより漫画家を引き連れて自分が楽しんでいる)
『鉄ヲタ』『山ヲタ』な編集の方々のキャラクターも
際立っていて面白かったです。
値段の割に装丁がちゃっちい感じと、本が厚くてよみにくい
のがいまいちですが、十分楽しめる内容です。
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