インディーズでのデビュー盤「モミュの木の向こう側」から半年という短いインターバルでリリースされるメジャーデビュー盤「魔法のメロディ」。「モミュの木〜」での柔らかい痛みの感覚は、ここではずいぶん抑えられていて、その代わりに立ち上がってきているのが目眩くポップ感!これにはやられた!
マンガ「きみのことば」と同時発売されていて、こちらと同時に味わうとその世界観がさらに広がるという構成になっています。これを「2010年代によみがえったイエロー・サブマリン」といった人がいるが、なるほどその通り。このアルバムを聴いたときの「次には何が飛び出してくるんだろう」というワクワク感は、ビートルズのアルバムを通して聞くときの感覚に近いかも。シュガーベイブ、キリンジが好きな人にも自信を持っておすすめします。前作の雰囲気が好きだった人にも、「それを愛と…」「きみに、逢いたい」「きみはともだち」などこれからの季節にぴったりの美しい曲があるので安心しておすすめできます。アップテンポの曲も、歌詞はどことなく寂しさを抱えていてこれまたイイ!です。
J-popではなくて、「はじけるように楽しく、とろけるように甘く、そして胸のどこか奥の方が少しだけ痛くなる」、そんな「ポップス」を聴きたいという人には、この先が楽しみになるアーティストがまた増えたということですね。
買って使ってみないと良し悪しが今ひとつよくわからないのはFakeBookの常だが、リーズナブルな価格なので手軽に試せるのがこのシリーズの良いところ。Bluesなど他のジャンルもあるので、要チェックだ。 狭い紙面に沢山詰め込んでいる関係上、あまり見やすいとはいえないし、製本の関係上広げたままテーブルに置いて演奏するのも難しい(無線綴じなので無理に折るとバラケの元)。このままコピってセッションデーに持っていくわけにもいかないし、選曲の制約もありレファレンスとしては使えない。 しかしこれをレビューまで書いて勧めたいのはコードの勉強用教材としての扱いやすさだ。 個人的に購入したのは丁度コードの勉強をはじめて、色んな曲のコードを確認して研究していた頃。手軽に鞄に放り込んで持ち運べる本書はとても重宝した。電車の中でも文庫本よろしく広げられるし、ポケットの中にも入る。 コードもまぁ信用できるし、なにより気軽に書き込めるところがいい! 買って数年たつが海外のペーパーバックならではの紙質の悪さで大分ぼろぼろなのは仕方ないところ。 Realなどのちゃんとしたものは別に持ちつつ、小ささゆえの至らなさは割り切って楽器ケースの中に突っ込んでおくには楽しい。
1曲目のBRAND NEW MELODYは甘くて可愛らしくて爽やかな音也が全開って感じです。
2曲目のOver the Rainbowはカッコ可愛くて、1曲目とはちょっと違った良さがあって、かなりヘビロテしてます!
2曲とも良曲だし、聴いてると元気を貰えます☆
買っても絶対に損はしないと思います!!
|