ドキドキはらはら・・涙・・笑い です。引き込まれて、1篇ごとに泣き笑い。全体を通して泣き笑いです。
ブルーライトヨコハマが聞きたくて買ったんですが、他の曲もどこかで聞いたことがあるような名曲ばかりでした。今の時代にはないメロディーに心打たれました
このうたは今までもカヴァーされてきましたが…
わたしは、DEENこそこのうたにぴったりだ!!!と思います(^^ゞ
池森さんの深みのある耳の奥に残るようなヴォーカルと、山根さんの学校の体育館のグランドピアノのような懐かしいピアノと、田川さんの繊細かつ程よい重さのある優しいギター、ダイアナ湯川さんのうたうように響いてくるヴァイオリン。幾重にも重なるコーラスも素敵です。
聴いていると何だかほっとします^^。
チェリストの吉川よしひろさんが、ニューヨークで行ったライヴをCDにしたようです(リーフレットには記載なし、ネットで確認しました)。ピチカート奏法、ボーイング奏法、その他新しい感性で吉川さんのオリジナル曲を中心に披露しています。
リーフレットには、演奏者の吉川よしひろさんの経歴が書いてありませんので、これもネットで検索しました。様々な活動をされているのは理解しましたが、リーフレットにはその旨、記載して欲しかったです。演奏者の経歴は必要でしょうから。ジャズやヒーリング音楽にも理解を助ける意味でも掲載して欲しかったですね。
なお、「見上げてごらん夜の星を」「アランフェス協奏曲」以外は、全て吉川さんが作曲した作品です。それぞれの曲への思いはご本人の数行の言葉で記されていますので、オリジナル曲の内容はつかめました。また意図するイメージも一定理解できました。
HPの紹介では「JAZZ・ヒーリング音楽を融合させた、即興チェリスト」であり、彼の奏でる“一人チェロの世界”という音楽の目指すイメージは伝わってきました。
ただ、チェロ1本だけで全曲を演奏されるわけで、ヒーリング効果はあるでしょうが、好みが分かれると思いました。曲想の変化はつけられていますが、チェロ1本だけで50分程度のアルバムを創るのは結構ハードルの高い作業になると思います。折角のオリジナル曲ですから、“一人チェロの世界”も大切でしょうが、少し伴奏を付けくわえることで広がりがでると思いました。
「アランフェス協奏曲」もこれが僕の「アランフェス協奏曲!」とされているように、有名なテーマを元にすぐに変奏に入ります。ジャズのインプロビゼーションのような展開が広がっていました。オリジナルをどのようにとりこむかは奏者に任されていますが、リスナーの期待というのもありますので。
なお細かい点ですが、冒頭の「見上げてごらん夜の星を」の微妙な音程の不安定さが気になりました。クラシックを中心に聴いてきましたので、ジャズのチェロ演奏というジャンルに馴染みがないのかもしれません。その点はリスナーの関心が多様ですから聴き取りようではありますが。
「カラオケにしか過ぎない」という意見があり、購入を少しためらいましたが「カラオケ万歳」ですプロの歌手でも他の人の曲をこんなに歌いこなせる人はそうそういないと思いますとにかく歌がうまいので安心してとても心地よく聴けますただ「大きな古時計」と「見上げてごらん・・・」が楽曲的に浮いている気がするのが残念なので星4つです
|