君が望む永遠 第2巻 [DVD]
DVD第1巻の後は初めて見る人には分かりにくいかもしれません。なので、簡単に説明するとしたらこうなります。
「遥の事故から三年、孝之は大学には行かずバイトをこなしながら平穏に過ごしていた。また水月も水泳を辞め、孝之と一緒に暮らしていた。遥の妹の茜は高校生になり、水月に憧れて入った水泳部でキャプテンになっていた。皆、遥の事が忘れられないままに時を過ごし、気が向くままに生活を送っていた。しかし、遥が目覚めたとともに事態は急変する・・・」
これをもとにDVD第2巻を見てみて下さい。
コメットさんにも華がある (ジェッツコミックス)
【その理屈には無理がある】
『レナード現象には理由がある』の【真面目な人には裏がある】でチョイ役だった花村君(=魔性の少年)が再び登場します(ややびみょ〜なチョイ役)。
【その科白には嘘がある】
・霊障には拘らないのに、貸したタッパーには執着する
・曰く付きのアパートに住み、ユーレーを「気心の知れた」ルームメイトと受け入れる
そんな主人公がツボでした。
(タツノオトシゴって背後霊になれるんですかね?)
【グレシャムには罠がある】
オレ様御曹司が、元社長令嬢(今は極貧苦学生)を部下に据えて満足そうにパシリと化しているのがいい!
【コメットさんにも華がある】
本篇へのコメントとはちょっと離れますが、「ゾンビ・ブルー」って映画見たいです(製作してくれるといいのに)←無理かしら
噴水の彫刻?でリトル・グレイも引き続き登場!
“恋愛もの”と言うより、何か「元気を貰ったな〜、人生の応援歌?」と言いたくなるほど、逆境を跳ね返すチャーミングな登場人物達に癒されました。
バビロンまで何マイル? (白泉社文庫)
まずは軽~く読み流してください。なんか歴史の授業で聞いたことのある言葉がたくさんでてきます。次に真剣に読んでください。イタリア史に詳しくなれます。塩野七海の「チェーザレボルジアあるいは優雅なる冷酷」に匹敵する文学です。早く2巻をだして!!
中国の壷 (白泉社文庫)
川原さんの作品で一番好きです。
安曇の人々を1300年見守り続ける中国人超飛竜と現在の安曇家当主志姫と
志姫の義兄の巧を中心に、物語は「新家庭に馴染む編」と「壷が割れちゃった編」に
流れるように展開していきます。
超飛竜が安曇家代々の守り神になったいきさつを当の安曇家代々の人達が
誰も何にも聞かないであるがままに受け入れるというのが可笑しい。
ご先祖の安曇羽鳥の話で「命がけで海を渡ってきたものの
次の船の予定は未定、帰れる保証はどこにもない」ってとこで
「遣唐船て定期便じゃなかったからな~」という緊張感のないつっこみも好き。
壷が割れて神仙界へ戻った飛竜を「もう帰ってこないかも」と心配する志姫だけど、
本当に残されるのはいつも飛竜のほうなんだよね。
そうやって代々の安曇の人々を見送ってきたのだなぁと思うと
なかなかじ~んとくるお話です。
同時収録の『殿様は空のお城に住んでいる』は大名の一日を描いていて
まるで「お江戸でござる」の杉浦日向子先生(合掌)の
お話を聞いているようで大変勉強になりました。
草履取の”投草履”なんていっぺんこの目で見てみたいと思いました。
殿様もラクじゃないんだなぁ。