ミンガリング・マイクの妄想レコードの世界 アウトサイダーソウルアート (P-Vine Books)
ミンガリング・マイクは、1968年から77年にかけて、50枚以上のレコードを、35以上のレコード・レーベルからリリースした伝説のソウルミュージックのアーティスト。
彼のファースト・アルバム『Sit'tin by the Window』は空前の大ヒットを記録し、いまだ誰も到達したことのない記録を打ち立てた音楽史に残る名盤。
しかし、誰も彼の音楽を聴いたことがない。なぜなら、彼のレコードジャケットの中には当然あるはずのビニール製のレコード盤の代わりに、本物のように円状に切り抜かれ、
音の溝がペンで書き込まれたボール紙しか入っていなかったからだ。
すべてはマイクの頭の中で。
そっくりハウス
届いてさっそく聞いていたら、子供たちが自分から
寄って来て「これ、いないいないばあの歌でしょ」とか言って
興味シンシンでした。まだ歌が上手に歌えない下の子までも
何度もCDをリピートさせて聞いています。
谷山さんの声は子供たちも大喜びでしたよ。
私は久々に生の声を聞きに、コンサートに行きたくなってしまい
ました……。
Miles Away~トリビュート・トゥ・マイルス
繊細で、緻密で、オリジナリティーがあって、その上大胆。日本にもこんなミュージシャンがいるのかと。一子さんのディスコグラフィーを見ると、ジャンル横断の見本のようなもので、その時々にいろいろなスタイルのものを創造しておられます。その一つ一つが完成度も高く、刺激に満ちた、わくわくするようなそんな作品ばかりです。最近ではアニメ『ラーゼフォン』の音楽を担当し、もうファンとしてはうれしいやらなにやらで、右往左往してしまいます。ただ、あまりにノンジャンルな活躍をされすぎ、本来の血脈たる「ジャズ」の世界からは、あまりに低い評価しか得ていないようで、それは残念な限りなのです。このアルバムも、一部心ある人々からは絶大な賛辞をもらいながら、それ以上の評価を冠されることはありませんでした。しかし、一聴あれ。目くるめく旋律とリズムの融合。アコースティックピアノトリオと言う実にスタンダードなスタイルで、昨今まれに見る創造性と完成度を兼ね備え、神様「マイルス」にささげて余りある出来に仕上がっています。続編的性格で、好一対をなす『Miles Blend』と合わせて聴いてください。
谷山浩子ベスト 白と黒
谷山浩子、いう名前だけは20年以上前から、知っていましたが、本格的にアルバムを通して聴くのは今回が初めてです。きっかけは、声優の小森まなみ、(20数年前、ラジオアニメック??という番組に出てた!)がカントリ-ガ−ルをカバ-するということで、まずはこちらをラジオで聴いたら、すっかりお気に入りになりました。それからというものの、谷山さんの曲も聴きたくなり、今回このアルバムを手にとって聴いてみた訳です。今回はレンタルで聴いていますが、私は性格的には、レンタルで聴いても、気に入れば新規に購入してしまうタイプなので、いずれは購入するんでしょうけれど・・・。
話は逸れますが、大手レンタルショップに限って、谷山さんのアルバム他、名盤を置いてある店が少ない。また、発売日になっても新作CDとして、入荷していないのは何故か?この手のジャンルがわかる店員さんというのが皆無というのが、寂しい限りでなりません。