信長の野望・天道 with パワーアップキット
覇王伝と天翔記にハマり、その次に幻滅して足を洗い、つい先日十年ぶりくらいに手を出してみました。
一国あたり城ひとつと複数の村で構成されているのだが、この村がくせ者で、入り口に立つだけで所有権が奪われてしまう。奪われると建物はぶっ壊れるし開発した技術も失われてしまう。守るためには国境沿いで敵を撃退すればいいのだが、そうすると別方向から攻められる始末。「道」がテーマだからか、無理げな山越えルートも簡単に作れてしまうため。結局モグラたたきのような細かく煩雑な操作に手間を取られてしまう。
AI軍団に任せてもいいが、AIはもちろんバカなので期待するほど手間が減るわけではない。軍団長も「野望が高いと行動力が高いが謀反を起こしやすい」のような特徴が無くなり誰がつとめても大差ないっぽい。領国管理のためのマクロなシステムが欠けているため、序盤はともかく後半はめんどくささが倍増する。無印版のレビューを見るとだいたい同じことが書いてあるから全く改善されていないようだ。ゲームの根幹に関わるシステムなのでいじれなかったのだろう。
良いところもないわけではない。軍勢が大量の兵糧を消費するため、出兵や兵の輸送には気を遣う必要があるし、後半に至っても資源が余ることが少ない。その代わり兵が盛大に余るのだが…。文化システムも悪くないけど、後から付け足した要素だからか、強力なものと全く使い物にならないものが混在している。
一通り遊べたので全くつまらないわけではない。けれどプレイするたびにやりきれないモヤモヤした気持ちが残る。もう少しで佳作になりそうなんだけどなぁ。
コーエー定番シリーズ ツインキャンペーン 信長の野望・将星録&信長の野望・天翔記withパワーアップキット
信長の野望はあまりプレイしたことが無かったのですが、
同社の三国志DS2にハマり信長シリーズもやりたいと思い、
全盛期の作品のツインパックであるこの商品を購入しました。
将星録の方は内政がとても面白いです。
以前の数値とにらめっこしているだけの内政とは段違いで、国づくりが楽しめます。
天翔記の方は合戦が非常にスリリングでテンポ良くゲームが進んで快適でした。
どちらも中毒性のある面白さで非常に満足しています。
昔のゲームといえどこの商品の適正価格は5000円以上だと思います。
信長の野望 天翔記
名作の天翔記がどこでも遊べるという事だけでも価値があるとおもいます。
ロード時間もそんなに気にならないし、映像、音楽はとても良いです。
シナリオや大名を変えれば何度でも楽しめるし、長く遊べると思います。
ただシナリオが5つというのはちょっと物足りない気がします。