ルパン三世「PLAY THE LUPIN "CLIPS AND PARTS COLLECTION" 」[DVD]
創り下ろしのミュージッククリップの中には、デジタル処理された、
スピーディでグラフィカル、エッジィな雰囲気の作品があったが、
キャラが画面に出ないシーンが多いためか、それほどの感動はなかった。
むしろ、テレコム作画によるアニメーションの「サンバ・テンペラード」が
一番楽しめた(声は入っていない)。
原作に意図的に近づけた絵柄は、動きがあって見ていて心地よく美しい。
なによりも… ルパンのみならず、次元、五右衛門までがベッド上の
女性を襲うシーンが(笑)…
(残念ながら全員とも失敗に終わっているが。)
「ラヴ・スコール」の不二子をフィーチャーした3D画面のクリップでは、
3Dのキャラ達は意外に魅力的で楽しめた。
新旧TVシリーズの歴代OP&ED集には、アイキャッチまで入っていて嬉しいが、
近年のTVスペシャルのOPセレクト基準には、やや疑問が残った。
アルカトラズコネクション、ファーストコンタクト、お宝返却大作戦など、
バリエーションが深まってリストの価値が上がるものが他にもあるはずなのに。
ルパン三世 PARTIII Disc.6 [DVD]
この巻には名作が3つ収録されている。
次元の魅力が満載の前後篇作第27話「暗号名はアラスカの星」・第28話「アラスカの星は地獄への報酬」,そしてお洒落感,5人の個性が生かされ、ストーリーもすばらしい第30話「カクテルの名は復讐」である。
しかもこの30話はルパンのバーテンダー姿が見られます。これがまたいい。
しかし残りの2話が私的には微妙な作品でした。
LUPIN THE THIRD PARTIII DVD-BOX
テレビでのルパンシリーズの最終作品です。(週間物で)それまでの2作品と作風が大きく違うので、子供のころはあまり好きではなかったのですが、大人になってから見直すと、それはそれで味のある作品です。
アニメ・ホット・ウェーブ3
VAPから発売された、アニメソングのオムニバスCD(全4作)。本作はその第3弾。このシリーズの最大のポイントは、楽曲がレコード会社の枠を完全に越えて収録されていることである。しかし、同一アニメの複数の楽曲が各CDにバラけて収録されているので、単体ではあまり意味が無い。4作全てをレンタル屋で借りるのが手っ取り早い。そうすれば太田貴子・岡本舞子・小幡洋子・志賀真理子・中村由真・結城めぐみ等が歌うOP&ED2曲が揃い、完璧だ。ただ、富沢聖子の歌う「蒼き流星SPTレイズナー」の新ED「LA・ROSE・ROUGE」が未収録なのが惜しい。
第3弾の個人的なお勧めは富沢聖子「5分だけのわがまま」と結城めぐみ「TWO OF US」である。