フェルメール 奇跡の光を描いた画家 [DVD]
フェルメールの画業を知るには、このDVDは最適。欧州各地の美術館を回って観ることはなかなかできないが、フェルメールの素晴らしい絵画を、このDVDで見ることができる。だからとても貴重なDVDです。フェルメールをお好きな方へ、ぜひお薦めいたします。
Girl with a Pearl Earring
父が失明したため 代わりに家計を支えるため女中に出ることとなった少女グリエットが、奉公先の画家フェルメールの家での出来事や、彼の作品「真珠の耳飾りの少女」のモデルとなるに到ったいきさつなどを語った物語。
鋭い感性と観察眼を持ち、クールでドライなグリエットの淡々とした語り口で物語は進む。その賢さからか、美しさからか、すぐに大奥様にも認められ、フェルメールにも気に入られて彼の絵のモデルにもなるが、何かともめごとの種にもなり、若奥様の嫉妬の的にもなり、大奥様に「こんなに騒ぎを引き起こした女中は初めてだ」と言われるまでになる。ただそれだけの話だが、グリエットの目を通して彼女の世界を見ている私たち読者は、彼女が早く幸せになるよう願わずにいられなくなる。ありふれた日常を語っているようでも、個々の登場人物や 風景などの描写もとても活き活きとしていて、飽きない。文章も大変読みやすく、なめらかにさらさらと読める感じ。
1000Pジグソーパズル 真珠の耳飾りの少女(フェルメール)
単純にこの絵が好きで買いました。外枠を組んだ後人物に取り掛かりましたが、これが意外に難しい。
目にする分には至高の名作ですが、これがパズルのピースになると超難物です。上着の部分だと思っていたら
顔の影だったり、顔ピースだと思ったらターバンだった、なんて事がしょっちゅうでした。
この間に、ネットで「難しいパズルの取り組み方」のようなものを探したんですが、結局最後に頼れるのは
「根気」のようでした。そんなことで一念発起し、残った部分は総当たり(つまり片っ端から嵌めてみる)で
ひたすら黒いピースを片付けました。今この少女は無事寝室の壁に陣取り毎朝私に微笑んでくれています。
・・キモい感想はともかく、これからこの作品に取り組む方の為に作業手順(注意点?)を提示したいと
思います。あまり要領のいいものではありませんが、参考になれば幸いです。
1.外枠:これは特に問題ないと思います。
2.人物:青ターバン→顔→襟→服 をおすすめします。似たような色が多いので、これはこの部分だとあまり
決めてかからないほうがいいです
3.背景:黒いピースばかりです。まず変形ピース(凸ばかり等特徴的なやつ)だけ集め、合いそうな所に
当てはめていく。とはいえ一気に変形ピースばかり片付きません。ある程度片付いたら一旦休止して
心身ともに充実している時に残りを総当たりで片付ける。
最後に余談ですが、最近ではピースの裏にマークが印刷されているものがあるようです。
(上段●、中段▲、下段■という具合です)これがこの作品にもあったらなあ、とつくづく思います。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。
真珠の耳飾りの少女
This is a must-read book for Vermeer aficionados. Jan Vermeer who painted 'A Girl with a Pearl Earring' is one of the most renowned artists in the heyday of Netherlands during 17th century. Some of his masterpieces appear in the story. Among them, 'Lady Writing a Letter', 'Woman with a Water Jug', and 'Concert' are depicted with their painting process which is the author's original interpretation. You can see the scene as if you were in 17th century. The story starts from the scene that a girl named Griet begins to work at Vermeer's house as a maid. After a series of troubles with his family, she becomes a model of 'A Girl with a Pearl Earring'. Throughout the story, fiction and a historical fact are intertwined seamlessly, which makes this novel more intellectual.