素数ゼミの謎
アメリカで大発生し日本でもニュースで紹介されることがある素数ゼミ。身近なセミという昆虫にライトを当て、古代地球の環境から生物進化までみごとな文章で手際よく説明している。
ただいくつか不満点もある。なぜ11年や19年ではないのかを「11年では短すぎ19年では長すぎるのだろう」だけでは推測の域を出ていない。日本の7年ゼミから見れば17年だって充分長いのだし、17年と19年の間に決定的な差があるとは考えにくい。実際の進化は偶然に左右されることもあるから、たまたま19年で固定されなかっただけかも知れないし、そもそもなぜ持つに至らなかったかを説明するのは大変難しいのだが、いずれにせよ根拠のない説明よりは偶然とか理由不明といわれた方がまだ納得できる。
また従来は「捕食者の生態サイクルに合致しないから素数年が進化的に有利なのだろう」と説明がされてきたが、セミ専門家はその説をどう考えているのか知りたかった。全く触れられていないのが残念。
しかしこのような特徴的な性質も進化論で説明できるというのは多くの人にとって目から鱗ではないだろうか。高校で生物の授業をサボってしまった人にとくにお薦め。
探偵!ナイトスクープDVD Vol.2 傑作選~マネキンと結婚したい!編 [DVD]
収録されているうち、カメムシやムササビ(屋根裏の巨大生物)、コーヒー牛乳の旅
といった作品のもつノリ、大の大人が子供の頃のノリのまま真面目につっぱしってる
感がとてもいいですね。あと、かなり引いてしまいましたが、探していたマネキンを
一発で見つけてしまうってのもすごいですねぇ〜。
桂小枝の小ネタ集も収録されているけど、今と違い初期のころはなんかイマイチとい
うかホントただのネタっぽかったんですね。
自然農薬のつくり方と使い方―植物エキス・木酢エキス・発酵エキス (コツのコツシリーズ)
会社の同僚に借りたのですが、欲しくなって買いました。
細かい作り方よりも理屈の方が面白く、満月の3日後の殺虫が効くとか新しい発見が一杯です。
ささやかなベランダ庭園でも、無農薬で育てられて、嬉しくなります。
日本原色カメムシ図鑑
この図鑑は美しい写真とともにカメムシのことが詳しく書かれています。
ただ眺めるだけでも楽しい、そんな図鑑でありながら、いざカメムシを同定しようとするととても頼もしい図鑑です。
楽しく読んでいるうちにどんどん種類がわかるようになっていき、野外観察が楽しくなること間違いなしです。
ただ、同定に少し見難い写真もあるのが難点ではあります。
スーパーカメムシジェット
茶色いカメムシが大発生して困っていました。
金鳥の「カメムシキンチョール」を使用していたのですが、弱ると思うのですが逃げてしまい、本当に効いているのか分かりませんでした。
これを使うと、すぐに殺すことが出来ました。
他の種類が出ないため別のカメムシに効くかどうかは分かりませんが、満足しています。