女性の品格 (PHP新書)
著者は一体どういう人を対象に書いたのだろうか。「女性の品格」と大仰に題しているが、すべての女性に向けられているとも思えない内容。どちらかというとハイソで知的な感じの女性、そういう一類型しか念頭に置かれていないのでは。常識的になるほど、と思う指摘も多々有るが、結局はあたりさわりのない議論の域をでない。「女性の」というくらいなら、もう一歩つっこんで、女性に関する普遍的な思索を織り込んでいかないと、けっして万人の心にはとどかないだろう。単なるマナー本である。この浅薄さは新書ゆえ仕方ないとは言えないと思う。著者にもうすこししっかりした知性と誠実さを期待していただけにがっかり。
メーノ10(MENO10) パワー水素 電離水素水 イラチュー 10個入り
雑誌でみてとても良さそうだったので購入しました。
アルコールを飲むときにはもちろん、
化粧水や美容液に混ぜて使うことでお肌にハリと透明感が出てきたように感じます!
お米を炊くときに入れることでお米ももっちりつやつやに^^
息子は花粉症なんですがシーズン中飲ませていたら症状がなくなったと喜んでいました。
お店で見かけても売り切れていることも結構あるので
今回こちらで購入!
すぐ届きましたし、送料も込みで助かります^^
次回もよろしくお願いします。
ありがとうございました。
Voice~Special Best
なかなか、これだけの歌唱力がある人も珍しいのではないでょうか。若くて歌唱力がある人は、表現力が欠けがちだけど、やはり人生経験を豊富につんでらっしゃる方は違う。詩をどういう風に表現すればいいか分かっている。これといった大ヒット曲はないけど、どの曲を聴いても、「ああいいな」と思える。日本でトップクラスのヴォーカリストだと思います。
アスクレピオスの愛人
コピーにあるように、たしかに「マリコ文学史上最強のヒロイン」でしょう。
仕事も男も、って、こういう女性に憧れるんですが(しかも、男に振り回されるんじゃなく振り回すほうで)、
実在のモデルがいると知ってびっくり!
日本女性には、まだまだこういうかたもいるんですねー。
よく調べているので、勉強にもなりますが途中である事件が起きてからの展開がすごいです。
こういうのを書かせたら、やはり、林さんって
すごい書き手だなあ、としみじみ。
ラストも驚愕の終り方ですが、それも含めて、林ファンは必読の一冊です!!
下流の宴
NHKのドラマを見てハマり、原作も読んでみた。
医者の娘として育ち、女性の大学進学が珍しかった頃、国立大学を卒業している母親と、エリートを目指して中高一貫教育を受けさせられていたが、途中で嫌気がさしてフリーターに「堕ちて」しまう息子、翔との不毛な攻防戦。
そこに、息子の彼女、珠緒(同じくフリーター)やその家族が加わり、話がふくらんでいく。
登場人物のキャラクターがそれぞれ濃くて面白く、先が気になって飽きがこなかった。
結婚したがる2人に、猛反対し、珠緒のことを「育ちが悪い」「うちの子とあなたとは違う」と罵る翔の母。
頭に来た珠緒が、翔の母は、自分が医者の娘だということでそんなに威張れるのであれば、自分も医者になりますと宣言し、猛勉強していく。
フリーターが医学部…、夢のような話かもしれないが、基礎から猛勉強していくところがリアルで、やれないことはないのかもしれない…などと思わされる。
明るく、一生懸命で健気な珠緒のキャラクターも好感が持てて良かった。
珠緒と対照的な翔の無気力さには、呆れてしまうが、あんなふうに母親に叩き込まれてお尻を叩かれ続けて育っていれば、そうなるのも仕方ないのかもしれない…。などと思ってしまった。
幸せの価値観とは?教育とは?などといろいろと考えさせられる。
身近には翔と母親のような親子はいないが、どこかに本当にありそうな、ちょっと怖い話です。
ラストは、ちょっと笑ってしまいました。