アスレティックボディ・イン・バランス
非常に面白い本だと思います。動作の評価に対し、問題点を改善させるべく方法が記載されてます。
但しトップを目指す選手であれば時間をかけて動作を改善するでしょうが、即結果を出したい選手には時間のかかる手法なので、導入は考えにくいでしょう。
トレーナーの方や指導者の方で動作の評価法として知っておくだけでも損は無いないと思います。
「新選組」の事情通になる!―マニアも知らないネタまで開陳 人物、事件史、ウワサ話まで徹底取材 (PHP文庫)
「沖田総司、その強さはストレスにあった?」
「今宵の虎徹はよく斬れるか?」
など、新選組マニアには驚きのテーマがズラリ★なかなか読み応えがあるテーマに、思わず手に汗握る(笑)「新選組に女隊士はいたか?」というテーマは、別の本「バラガキ」を読むと面白いかも。
しかし。星4つに留めたわけは、大半の内容は、マニアは知ってるのでは?と思ったので。本当は3つでもいいのだけど、選ばれたテーマがどれも面白かったので、4つにしました★
マニアの皆さん。この本、一度は読んでみるのも面白いと思いますよ♪
吉良上野介を弁護する (文春新書)
忠臣蔵にまつわる俗説を排除し当時の根本資料に基づき事件の真相に迫る。「吉良上野介は戦って死んだ」「刃傷の理由の一つとされた塩の販売をめぐる争いは無かった」「賄賂をめぐるトラブルも無かった」ことあることに悪人扱いされる主人公の「名君」としての復権はなされたのかどうかは読んでのお楽しみということで。
剣侠―新選組武勇列伝
一人の人間に着目して話を進めるという構成をとっているため、同じ事件(たとえば池田屋事件など)でもそれぞれ人により違った視点から語られているのは面白い。またどちらかというとマイナーな人々にも着目されているのは良い。
この本が私にとって新撰組デビューとなったが、非常に興味深く読み進めることができた。新撰組は日本の近代史において書くことはできない存在でありながら(特に土方などは)、学校の日本史で触れられることは少ない。この本を読んで、遅ればせながら勉強できたのは良かった。またこの本では新撰組の面々のかっこいい表の面だけでなく、非情な裏の面についても書かれており、その分リアリティが感じられた。今後も新撰組に関する本を読んで生きたいと思う。