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ライブ作品として撮影されたものではなく スタッフが確認用に撮ったものと思われます。ですのでほぼワンカメで、メンバーのズームイン パンが続きます。ビデオカメラで撮影されてるのでブルーレイでの発売はないでしょう。しかし照明にも頼らずエネルギッシュに進む彼らのステージを見られるのは 歴史的な価値があるのではないでしょうか。上級者向けです。
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Live at Hull
メンバー全員がこれだけ存在感を持つバンドは他に思い当たらない。 冒頭唐突にHeaven and Hellが炸裂するのはおそらくアナログLeedsの構成に倣ったものだろう。 一番の聴きどころはMy Generation。 Leeds Versionとの共通部分と異なる部分が入り混じり、Peteが大筋は事前に考えながらも、その場の気分でインプロを展開する様がよくわかる。
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ザ・フー コンプリート・クロニクル1958-1978 ~エニウェイ・エニハウ・エニウェア
単独初来日記念として出版された本書はまさにWHOの辞書といっても過言ではありません。
その日のバンドの行動や証言が日付でまとめられています。メンバーの生い立ちからキースが亡くなるまでの詳細な内容にも驚きますが、メンバーや当時の関係者の証言が多くとてもうれしいです。自分が生まれた日にWHOが何をしていたか読むのもよし(1978年以降に生まれた方にはごめんなさい)、クラプトンなどWHOと交流のあった人々との出来事を調べるもよし、いろいろな読み方ができますよ。もちろん原書も持っていますが、WHOのことをもっともっと知りたかったので買って大正解でした!