駅馬車 [DVD] FRT-058
今日の目で見ると派手なアクションとはいえないでしょうが、テンポ良い演出で観ていて爽快感があり、C・トレヴァーの情婦、酔いどれ名医師のT・ミッチェル、粋な詐欺師のJ・キャラダイン、酒商人など人間模様に味があり、何といってもJ・ウェインの存在感も抜群で、人間描写に優れており、西部劇の枠を超えた永遠の名作であることは十分頷ける作品と思いました。
駅馬車 [VHS]
西部で町から町へ人と荷物を運ぶ駅馬車。それは、それぞれの人の人生も載せていた。
正体を隠したがる夜の女、金持ちなくせに卑怯者の男、そして無骨だが、弱い者に優しいガンマン。
駅馬車は、はるか遠くの町へ出発する。途中にインディアンの出没する場所があり、襲撃が予想されるが、騎兵隊は一緒には付いてくれない。
やはり、インディアンは来襲した。ごくわずかの人数で、馬車を守りきれるのか?
古い白黒映画ですが、現在でも楽しめる、西部劇の最高傑作です。
この映画により、ジョン・ウエインの名は全米にとどろきました。
駅馬車―西部小説ベスト8 (ハヤカワ文庫 NV 40)
ジョン・フォード監督の名作西部劇の原作小説と7編の西部小説が収められている短編集。映画があまりにもすばらしいため、登場人物の設定が映画と異なる点が気になるかもしれないが、小説は小説として充分面白く楽しめる。他の作家の小説では「ビリイ・ザ・キッドの幽霊」が印象に残った。こういったアンソロジーをもう少し出版して欲しいと切に願う。
駅馬車 [DVD]
日米開戦以前に公開していたこと自体が、まさに奇跡(キネ旬2位、あれ「映画旬報」に改名されていたっけ?)。
銀幕では2回しか鑑賞しておりませんが(淀川氏は40回ほどご覧になっているはず)、
DVDで観るたびに名匠の冴えに震えます。
伊藤大輔が興奮したというインディアン(先住民族と呼ばなければならないのでしょうか)の襲撃は圧巻。
特にヤキマ・カヌットの迫真のスタント、
ウィンチェスターを軽々と振り回すジョン・ウェインの若々しさ。
飲んだくれの医師、Dr.ブーンは名優トーマス・ミッチェルですが、
この映画でアカデミー助演男優賞を受賞。
駅馬車が製作された39年には「風と共に去りぬ」「コンドル」「スミス都へ行く」など、
名作に目白押しの助演。
なお、グリフィスが開発したラストミニッツ・レスキューの効果が遺憾なく発揮されています。
駅馬車 [DVD]
アメリカ西部開拓時代。
街から街へは、荒野を駆け抜ける「駅馬車」がつないでいました。
そこに乗り合わせた、医者、銀行家、行商人、ギャンブラー、保安官、御者、
そしてお尋ね者のリンゴ・スター(ジョン・ウエイン)、妊娠中の女性、
商売女。
彼らがそれぞれの人生を背負いつつ、1つの駅馬車に乗り合わせます。
女性を守ろうとするギャンブラー。
商売女とリンゴ・スターの純愛。
いろいろな人生を載せて、駅馬車は目的地ローズバーグの近くに来ますが・・
アパッチ族酋長ジェロニモの襲撃を受けます。
駅馬車と、インディアンの追撃戦が迫力満点です。
駅馬車の男たちは弾丸切れを起こし、全滅を覚悟しますが・・・
リンゴ・スターと、彼をねらう3兄弟の最後の対決も見ものです。
西部劇で最も面白い映画だと思います。