スネークマンショー
音源、というモノ(=レコード)を使ったハイ・センスな波状ギャグ!80年代初頭に一世風靡した隠れ名盤。「シンナーに気をつけて仕事しな!」と声をかけ合いながらもだんだんとラリっていく塗装屋さんの実況中継、などのコントがなんの説明もなく次々と続き、合間にナイスな音楽が挿入される、ってのが都会的だった。仕掛け人は桑原茂一(選曲家<=DJ>協会会長)。音楽のプロがこういう音源遊び/冗談をやったから、今でもクスクスできます。
よりぬきスネークマンショー 「これ、なんですか?」
楽しみにしていたこの本、いまざっと読み終わりました。
スネークマンショーって昔、毎日ラジオでやってたんですね。すごい。
レコードで初めて彼らを知って早20年。その何年も前から活動していたなんて知りませんでした。
ただのバイオグラフィーとして読んでもおもしろいし、名作コントのシナリオが読めて懐しい気分にも。
YMOやポリスのインタビューもあって得した気分にもなれました。
でもこのポリスのインタビューは発禁ものですね。スティングのイメージが…。
大爆笑しながら読みました。
死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対! (プラケース仕様)
坂本龍一のピアノによるサティの「ジムノベティ」を初めて聴き、ガムランを初体験したこのアルバム。初めて聴いた頃の中学生の僕は「愛の野球場」の喘ぎ声に興奮するだけで、正直よく分かりませんでした。今ではいずれも僕にとってのフェイバリットで、このアルバムで未知なる音楽の世界に誘われたと思っています。
TVコメディークラブキング [DVD]
こんなに盛りだくさんな内容のお笑いDVDは見たことが無い。
エレキコミックのバカバカしいドキュメンタリー風コントが4本。
囚われの身となったバナナマンの、主に日村をイジメる設楽のドキュメント映像が4本。
そして今ではカンボジア人となられた猫ひろしが主演のブルースカイ(作家)による、アカデミックなコントドラマが全4話。
そして、この3組による合同コントライブ、そしてそこにリリー・フランキーを交えての大喜利合戦。
さらに脳学者・茂木健一郎によるコメディーについての解説。
そして、所々に差し込まれるアート映像や、アニメコント。
もの凄い盛りだくさんな内容となっていて、買って損したと思う人間は多分いないはず。
色んな笑いが詰まった教科書のようなDVDです。
バナナマン好き、エレキコミック好き、変な笑いが好き、ブラックな笑いが好き、エッジが効いた笑いが好き、今までに見たことがない物が見たい人におススメしたいDVD。
スネークマンショー「楽しいテレビ」 [DVD]
VHS発売と同時に購入した私は当時熱狂的なファンだった。だからその分辛口になっちゃうんだけど…随分とガッカリした記憶がある。というのは当時の値段が¥18000くらいで、過度の期待をしてしまったから。大体レンタルなんて当時なかったしw思えばガキがよくそんな大金はたいて買ったよなと今では懐かしいけど、それだけ彼らは面白かったんだよね。トンガってたし。。でも今観るとどうだろう??値段が手ごろだから当時の若い彼らをまた観たいなという衝動にかられてるのも事実ではあるけど。ショートコントがたくさん散りばめられてる本作、記憶を辿ってみれば・・・ニュースキャスター(伊武雅刀)の電話での子供との絡み、いとうせいこうのラリった青年、深夜の街で何かが起こっている!とのレポーター…等々20年以上前に観たきりなのに、色々思い出してくるのも本作のインパクトの強さたる所以だろう。過度の期待をせず「ゆる〜い」気持ちで観るといいのかも。それがスネークマンの楽しみかただしw