Kill Bill: Vol. 1 [VHS] [Import]
アメリカ版「修羅雪姫」ですね これも良いけど僕は「修羅雪姫」の方が好きです
キルビルは殺陣は無茶苦茶で見ていてあんまり楽しいもんじゃない
ユマサーマンがブルース・リーの格好で日本刀を振り回す所はちょっと面白かったです
僕的には栗山千明さんと戦う所が一番好きでしたセーラー服で鉄球を振り回したりと
相変わらず狂気的な役が良く似合います(ゴーゴーというキャラクターは漫画「ブラッド+」か
ら脚色したそうです)和室なんかで敵をわっさわっさと殺すシーンも演劇みたいな感じで面白いです。
Kill Bill 1 [VHS] [Import]
「SAYURI」を見た後に、めっちゃくちゃ見たくなってしまい再見いたしました。
いやー!やっぱり好きです!この映画!
「SAYURI」と同じく、いやそれ以上に「トンデモ映画」です。
でも一つ違っている事は日本に対する愛情の差。
「SAYURI」では「これは商売!日本なんて国知らねーし、知るつもりもねーよ!」という監督のほざき声が聴こえてくるのに対し、
「キル・ビル」では「ニッポンダイスキダヨー!アニメもヤクザも東映映画も梶芽衣子様も、ついでにアキバも中野ブロードウェイも大好きだー!」というオタクの魂の叫びが全編に響きわたっています。
ですからどんなトンデモ描写があっても許せるし、一緒になって楽しめてしまうのです。(勿論全然ダメという人も多いとは思いますが・・・)
ラストに流れる「柳生一族の陰謀」のテーマ曲。
「修羅雪姫」のような殺陣。
ゴーゴー夕張にセーラー服ではなく、ブレザーの制服を着せる感覚。
もうオタク心にびんびん響きまくりです。
さらにサニー千葉こと千葉真一の演技!
ハリウッド作品出演なんて気負いは一切なく、まるでバラエティ番組のコントにでも出ているような気楽さです。
凄いぜ!千葉ちゃん!
唯一の不満は「オレーン・石井」をルーシー・リューがやった事ですね。
これはやっぱり梶芽衣子でやって欲しかったな。
彼女がやっていれば殺陣もずっと美しかったでしょうし、貫禄も充分だっただろうに・・・・