式神の城 サウンドトラック・ザ・ベスト
たしか、アルファ・システムのHPでしか通販していなかったと思います。なかなか機会が無かったので、ベスト盤として出て嬉しいです。1と3は未プレイですが、新しい音楽を期待しています。2はずっと聞きたかった、飛翔、天地、疾風などが入っていて、とても良いと思います。
式神の城 (Playstation2)
ソニーに全く無視され宣伝費が出なかったガンパレードマーチがジワジワと大売れしたアルファシステムが、世界観を流用(というかアルファシステムのゲームはパラレルワールドも駆使して全部同じ世界になっているらしい)したシューティングゲーム。
通常ショット・溜め撃ちによる特殊攻撃・ボンバーの他、敵弾をギリギリで避ける間は攻撃力アップとシステムは及第点なんだけど、微妙に爽快感が薄い。
シューティングはザコ敵のやられ方やボス出現演出、切り替わるBGMや発射音・爆発音などのSEで物語を語るんですが、自機・ボスが人間で2Dなので視点変更による演出が出来ないことや、面間や対ボスの掛け合いが印象深いことで、シューティング的演出が弱まっているせいでしょうか。
ただGPMプレイヤーならいろんなネタが分かるでしょうから、コンティニューしまくってサイドストーリーを読んだりN.E.P.撃ったりして楽しむのも良いかと。
式神の城III
まさかこの期に及んで移植されるとは思いませんでした。しかも360に!
縦スクロールシューティングの移植なので、よほど大きなテレビでないと
画面が小さくなってしまう弊害はありますが、このシューティングの売れない時代に
よく発売してくれたと思います。
ゲームとしては、個人的にシリーズで最もユーザーフレンドリーな難易度に感じました。
1面・2面で凡ミスをしてもちょっと稼ぐだけですぐリカバーできてしまうなど、
シューティング中級者には実にちょうどよいバランスで、3面くらいまではボス戦も
それほど難しくありません。失敗しても「先が見たい!」と思わせてくれる手ごたえがあります。
登場キャラがかなり入れ替わっていますが、相変わらず2Pでの掛け合いもシリーズファンには
楽しい要素として健在。しかも今回は1Pでも2キャラを交互に使用することで2P時同様の
掛け合いを鑑賞できるモードがある模様(DC版の「ガンバード2」に搭載されていた)。
移植を決めてくれたメーカーへの感謝も込めて、これは購入です。
式神の城 2 (スリムパッケージ版)
一瞬キャラ色が強いので、根っからのシューターは引いてしまうかもしれないが、中身はきちんとできたSHTです。式神Iよりも難易度は低めかもしれないがこのくらいのほうが一般受けはいいでしょう。
SHTが苦手な人にも難易度をいろいろいじれるので楽しめると思います。
解像度がPC用にアップしているので、快適な画像で楽しめます。式神IIIへの練習台としてどうぞ。
式神の城III オリジナルサウンドトラック
「幻想怪奇シューティング」ということだけあって、幻想的な雰囲気のサウンドでありながら、シューティングらしい小気味良いテンポで流れていく感じが個人的に好き。
前作「式神の城II」の時の音楽のような派手さは無いような気もするけど、逆に渋さが増して、コチラの方が、より式神らしいサウンドに仕上がっていると思う。
聴いてスグに耳に残るような曲は少ないですが、ゲーム中にストレスを感じさせない音楽は、ステージBGMとしては秀逸だと思う。
前作「II」のアレンジ曲がS3MIXとして収録されているので、前作の音楽が好きな人も買いの1枚だと思います。
パッケージ&ピクチャーレーベルのイラストは描きおろしで、小夜好きな自分としてはそれだけで買いだった訳ですが;
シューティングゲームのBGMとしては良いと思います。
しかし、音楽CD単体としては少し物足りなさを感じてしまいましたので、星4つ、という評価にさせて頂きました。
個人的にはオススメの1枚ではあります。