夏色キセキ 6【完全生産限定版】 [Blu-ray]
夏海の本心では紗季が引っ越してしまうのが嫌。
でも、そんなことを言ったら紗季を困らせてしまう。
八丈島へ行く船上で、「紗季が行きたくないなら私が言う!」と思いをぶつけたものの、
とうの紗季は引越しに納得してしまい、紗希を引き止める大義名分が無くなってしまった。
これ以上紗季を引き止めたら、自分のわがままになってしまうから。
だからずっと心の中に留めておいたのに、東京のオーディションで熱を出してしまい、
ふと「行かないで……」と本音が出てしまう。
その後の紗季の答えも女子力が高過ぎる。
船上のシーンに続き、夏海にコロっといってしまったシーンその2。
おすすめです。
夏色キセキ(1) (ヤングガンガンコミックス)
アニメの方でみごとにはまってしまいましたので、迷うことなく漫画版を購入。
アニメ第1話はある意味唐突で、ポカーンとなってしまうほど衝撃的なものでした。私はまさにその衝撃で「キセキ」にどっぷり入れ込むことになってしまったのですが……
そんな衝撃に打ちのめされた心を優しくキャッチしてくれるのが、この漫画版です。物語は夏海たち4人が、11回目のナツヤスミを迎える少し前から始まります。
アイドルにあこがれて無邪気にはしゃぐ優香が、下田で得たかけがえのない友人を大切にする凛子が、そして、「約束」で結ばれた夏海と紗季の深い絆が、この1冊に詰まっています。
4人で過ごす日常が、どれだけ当たり前で、楽しいものだったのかが分かります。
それだけに、ふたりの「絶交」がどれだけの重みを持つ事件だったのか、改めて実感できます。
ただアニメを補完しているというだけでなく、たつひこ版『夏色キセキ』の世界もしっかりと描かれているのは2巻以降も同じなので、話が本編に追いついてからも期待して読むことができるでしょう。
いずれにせよ、本編で首をかしげた方にも、下田参りをするほどのめり込んだ方にも、是非是非手にとってほしい一冊です。
また、巻末には石井直樹下田市長の推薦文も記載されています(推薦時の平成24年5月25日までは石井氏が市長でしたが、任期満了に伴う選挙で現在の市長は楠山俊介氏となっています)。まさに、いわゆる「聖地」と一体となった作品作り。
アニメを見て、漫画を読んで、足は自然と夏色の街・下田へと向かっていることでしょう。
Non stop road/明日への帰り道(夏色盤)
人物名は敬称略とさせていただきます。
『Non stop road』は、畑亜貴作詞。彼女の歌詞は、私の中では電波ソングのイメージが強いですが、『ひだまり』シリーズの各楽曲や『正解はひとつ!じゃない!!』のような電波要素も無ければ、『blood teller』のような雰囲気とも違います。どちらかと言うと『冒険でしょでしょ?』寄りの雰囲気です。
ED『明日への帰り道』の作詞はこだまさおり。過去に『探偵オペラ ミルキィホームズ』ED『本能のDOUBT』や『正解はひとつ!じゃない!!』に収録されている『フレフレmy勇気!』の他、『〜第2幕』OP『ナゾ! ナゾ? Happiness!!』を手掛けています。さらに今期はTVアニメ『氷菓』のOP/ED共に作詞として参加しており、今期はこだまさおりが熱いのかもしれません。
またOPとEDを、それぞれ畑亜貴とこだまさおりが手掛けるのも『ミルキィホームズ』以来です。『あかね色に染まる坂』でも両者は関わっているので、それらの曲と聴き比べてみるのも面白いかも?
全体的に『夏色キセキ』という作品名の通り、夏の午後に聴くといい気分に、雨上がりならさらにいい気分になれそうな曲です。
夏色キセキ(2) (ヤングガンガンコミックス)
アニメ原作で、コミカライズ版の夏色キセキですが、アニメ版では意味不明で不自然な表現となってしまった部分を、
コミカライズ版では違和感無く良い話として自然にまとめています。
1巻でもそうでしたが、アニメ版は視聴者を置いてきぼりにしてしまった部分を、丁寧に説明してくれていて、
コミカライズ版の方がむしろ原作と間違えられるくらいだと思います。
話はとても良いのですが、絵の雑さが目立つので☆3つとさせていただきました。
TVアニメ 夏色キセキ オリジナルサウンドトラック
作品が好きでBGMもすごく気に入っているが、スフィアが歌う「優しさに包まれるように」を含む劇中の挿入歌が入っていない。これが非常に惜しい。ボーカルアルバムと分けて出すのか?それなら2枚組みにしてBGM、ボーカルセットでリリースして欲しかった。